テンカウント42話のネタバレ感想です。コミックス6巻のネタバレになるのでどうぞお気をつけください。

黒瀬くんに恋人らしい来ちゃったてへぺろ攻撃をかけようとして敢えなく玉砕した城谷さん。

思わぬところで黒瀬くんが仕事を辞めようとしていると聞き、今度こそ本当に黒瀬家に「来ちゃった」と突っ込んでいきました。

41話の感想はこちら。ネタバレ注意です。

テンカウント41話 ネタバレ感想

黒瀬くん本当に仕事を辞めちゃうの!?それでは以下、テンカウント42話のネタバレ感想です。

テンカウント6巻 電子書籍


テンカウント(6)

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テンカウント6巻42話 感想 ネタバレあり


ディアプラス20周年記念3号連続特別版の第3弾。テンカウントは扉絵を入れて6ページと短めでした。

本音を言えばもっとまとめてがっつり読みたいですが、小出しでもやっぱり大好きです。

扉絵はチラ見せにあった通りに黒瀬くんの素っぽい首かしげショットです。煽り文句の「近づけた、と思ってもー」は城谷目線でしょう。

黒瀬くんが仕事を辞めるなんて寝耳に水で、城谷さんの心の中は今プチパニック状態ですから。ようやく見つけた心を開いて頼れる人が自分から離れていくような気持ちなのかもしれません。

仕事を辞めるって本当ですか?


息を切らせて黒瀬家に駆け込むと、本人が外出中ではなく家にいてくれたことに少し安堵する城谷さん。

黒瀬くんの方は突然腕に飛び込んできた子リス、じゃなくて城谷さんを抱きとめながらアポなし訪問に驚いています。

そんな黒瀬くんには構わず「医院を辞めるって本当ですか?今の仕事自体も?」と息を切らせたまま矢継ぎ早に質問する城谷さん。

一刻も早く真相が知りたいのでしょう。それは全読者が知りたい情報でもあります。教えて黒瀬くん!

動揺する城谷さんと変わらない黒瀬くん


城谷さんが知っていることにもそれほど動じないいつもの鉄仮面の黒瀬くんは、どうして知っているのかと冷静に問い返しました。

動揺していて必死な城谷さんは答えにならないまま口を開きます。

自分はまだ完全に潔癖症が治っていないし、黒瀬くんだって今までたくさん勉強をして臨床心理士になったのだから急にやめるなんて…。

城谷さんとしては、これまでずっと二人三脚で頑張ってきたのにどうして、という突き放されたような気持ちなのでしょう。伏し目がちに黒瀬くんのシャツを掴みました。

そんな城谷さんの手を安心させるように握る黒瀬くんは、どこまでもいつもの無表情を崩しません。

黒瀬くんはかつて「城谷さんが10項目にたどり着く頃には必ず完治している」と言っていましたが、本当は不潔恐怖症は良くなることはあっても完治は難しいもの。

静かに諭すように話す黒瀬くんに、完治しないことを知っていた城谷さんはなおも食い下がりました。

黒瀬くんのおかげで自分を好きになれた


入社以来初めて会社で手袋なしで過ごせたこと、そしてそれは黒瀬くんのおかげであること。自分は黒瀬くんのことが好きであること。

黒瀬くんが俺を好きだと言ってくれたから、俺は自分のことが好きになれたんです。

改めて黒瀬くんに告白する城谷さん。

仕事を辞めるからといって黒瀬くんが城谷さんから離れるというわけではありません。それは城谷さん自身も分かっていたはず。

城谷さんとしては、自分が変わることができたのはカウンセラーである黒瀬くんがそばにいてくれたからだという自覚があります。

自分を救ってくれた人がその職業そのものから離れるということが不安だし寂しいし、急なことで戸惑ってしまって冷静に受けとめられないのでしょう。

黒瀬くんならまだまだたくさんの苦しんでいる人を救えるのにどうして?という気持ちもあるのかもしれません。

2人して大告白大会の後は


突然やってきた城谷さんの必死の形相と改めての告白に驚きながらも嬉しそうな黒瀬くんは、穏やかな表情で城谷さんを見つめました。

「俺の方が城谷さんに会えて救われたんです」優しい笑みをたたえる黒瀬くん。仕事を辞める決意はもう固まっているようですね。。。

くすくす笑う黒瀬くんに怪訝な表情の城谷さん。

「お互いに口では好きだと言っているのに何をやっているんでしょうね」もどかしい自分たちの不器用な恋に、黒瀬くんは思わず呆れて笑ってしまいました。

うん、確かに恋人同士になって間もないラブラブ期に玄関で立ち話とか何をしているんでしょうね。早くベッドに、じゃなくて部屋にあがらないとね。

言葉であんたを喜ばせてあげるのは苦手だから


自分の告白に恥ずかしくなったのか黒瀬くんの言葉に我に返ったのか「黒瀬くんの言葉は胡散臭すぎます」とツンを発揮する城谷さん。ようやくいつもの調子が戻ってきました。

黒瀬くんは終始いつも通りの態度を崩しません。この通常運転が城谷さんを安心させ落ち着かせる一因でもあるのでしょう。

これまで人を避けてきたことからふとした拍子に酷く動揺してしまう城谷さんには、これくらいの鉄仮面と落ち着きを兼ね備えた恋人がいることでちょうど釣り合いがとれます。

すると黒瀬くんはこちらも本領発揮とばかりに、すかさず距離を詰めてきました。

言葉であんたを喜ばせてあげるのは苦手だから。

城谷さんを抱き寄せてふんわりキスをする黒瀬くん。

43話に続く。

テンカウント42話 感想まとめ


うおおいいところで終わりましたよー!しかも黒瀬くんの退職問題は何一つ解明されないままだったよー!(笑)

私は密かに黒瀬くんの「あんた」呼びが大好きだったりします。年上の城谷さんへの敬意からずっと丁寧口調で崩さずに話している黒瀬くんが、ごくたまに本気を出す時だけ城谷さんに使う「あんた」呼びにぐっときます。

もうこの後ベッドへ直行する感じでしょうか。「言葉にするのは苦手」で「やっぱりこっちのほうがいい」とか言って手を出しかけてますが黒瀬くん、あなたそれは実力行使待ったなしってことでOK?

それとも玄関でこのまま?いいぞもっとやれ。幸せなら態度で示そうよ♪ということですね。言葉よりも身体に教えてあげますよというやつですね。いいぞいいぞ。

いえ、まあ普通に考えたらこの後リビングで仕事を辞めてどうするのかとか黒瀬くんの考えを教えてくれるという流れになるかな。

仕事を辞めるというのは大きな決断ですが、きっと彼なりの考えがあってのこと。その場の勢いだけで決めるというタイプではないので、今後のことはある程度何かしら考えていそうです。

それに城谷さんはホテルでおあずけになった先日の件のお詫びをベッドでしなくちゃいけません。というわけで次回エッチ突入なるか!?

次回43話は6/14発売のディアプラス7月号です。テンカウントは表紙で登場です。

7月号からは志水ゆき先生の「花鳥風月」が吉利谷×財前編で連載再開します。新章スタート。待ってました!そちらも合せて楽しみです。

それではまたテンカウント43話の感想でお会いしましょう。

追記)43話の感想を書きました。

テンカウント43話 ネタバレ感想

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