11月は宝井理人先生の「テンカウント」が最終回を迎えました。ずっと追ってきた大好きな作品だけに胸がいっぱいです。余韻の残る最高の最終回にグッときました。
終わりが見えてきた日高ショーコ先生の「憂鬱な朝」も読めて嬉しかったです。お休みしていた作品が復活するだけで幸せモードになれる私の腐脳に乾杯。
終わるものもあれば始まるものもあり、はらだ先生の「カラーレシピ」新章やエンゾウ先生の「マザーズスピリット」続編が始まってまた新しい楽しみができました。
月末にはキヅナツキ先生の「ギヴン」、スカベリ先生の「ジェラシー」、橋本あおい先生の「酔いどれ恋をせず」、山本小鉄子先生の「明日はどっちだ!」など続きが気になる作品を読めました。
好きな作品が増えれば増えるほど雑誌のやめどきが分からなくなっていくというBLあるある。まだまだBL沼からは抜け出せそうにありません。
11月のBL漫画ベスト5
2017年11月のBL漫画ベスト5(順不同)です。
ご利用は計画的に にやま
好物はこっそりかくして腹のなか 蔓沢つた子
腹のなかシリーズ
囀る鳥は羽ばたかない5巻 ヨネダコウ
百目鬼と矢代がとうとう結ばれました。神巻です。なのにどうしても拭い去れない不穏な空気感。平田や竜崎、三角さんなど過去から現在に至るまでおじさまたちが冴えわたっているのも魅力です。
囀る鳥は羽ばたかない5巻 ネタバレ感想まとめ
×ゲーム こん炉
罰ゲームからはじまってお互いにだんだん気になっていくという王道中の王道です。2人の会話のテンポが心地よくて、会話劇のセリフに作者のセンスを感じます。エロエロだし良い年下攻めでした。
兄は元彼 林らいす
兄弟BLではなく弟目線でお兄ちゃんの恋を成就しようとするお話です。コミカルで重すぎないのも読みやすかったです。初コミックスでこのクオリティはすごい。雑誌で見かけた短編もすごくうまかったので注目の作家さんの仲間入り決定です。次回作にも大いに期待しています。
11月のお気に入りまとめ
ねこねこベイビー 楢崎壮太
ねこねこシリーズ長男編です。恋における諦めない気持ちやポジティブシンキングって大事です。ツンデレ美人をゲットしたお兄ちゃんがとてもかっこよく見えました。
ねこねこベイビー ネタバレ感想
こいつはダメだと知っている 吉田実加
清水の俺様っぷりが晶を気にするようになってからマイルドになってニヤニヤ。
入室ノックは忘れずに2巻 黒木えぬこ
続編やスピンオフがあるなら当て馬の神楽に幸せになってもらいたいです。コンプレックス・リサイクルの徳永×滝川カップルも読めたのでテンションが上がりました。男の子たちの寮生活って夢があっていいものです。
ひみつのセフレちゃん 家族になりたい編 ヤマヲミ
テレビで見る芸能人を息子が連れて田舎にやってきたらこうなるよね☆という笑いとアットホームな家族のあったかさにほっこりしました。
おはようとおやすみとそのあとに~2度目の夜~ 波真田かもめ
ああもうどうしてこの2人はこんなにもかわいいのでしょう。守りたいこの笑顔。いつまでも初々しく愛らしい2人がイチャコラしていられますように。
チェンジワールド上巻 南月ゆう
有村に余裕がなくなりそれに引っ張られるように要祐が混乱してどうなるの?というところで下巻に続きます。男同士というゴールの見えない関係に、穂積の揺さぶりが悪い方向に効いてしまいました。
瀧田宗司という男 松基羊
短編集とは思えない濃さでウッとなってしまいました。※褒めてます。バラエティ豊かなのでどれかひとつは刺さる作品が見つかりそうです。私は「ほどける視線」が好きかな。
1DKえっち 吉田ゆうこ
最後に離れてしまってまさか終わる!?とハラハラしちゃいましたが再会できてよかった。吉田ゆうこ作品はどこか非日常な危うさがあるので癖になってしまいます。
ことのはころり 暮田マキネ
周の甲州弁がかわいかったです。周の居場所となったサークルの仲間たちが優しい人たちであったかい気持ちになりました。方言ってやっぱりいいな。
心を殺す方法3巻&4巻 カシオ
昼ドラ真っ青なドロドロ展開にひゃっほうってなりました。4巻まで続いて終わりましたがみんなけっこう病み系がウェルカムで安心しましたw弱っているとき以外は私も病んだお話は大好物です。
パーフェクトプラネット2巻 イイモ
SFファンタジーとBLの融合作品です。やっぱり触手はエロい。いろいろと酷い目にあいますが陵辱系がダメでないならハピエンだしエロエロでおすすめです。
ここはやさしい庭 エンゾウ
孤独と寂しさを抱えた男2人の再生の物語です。優しさにあふれたしっとりした愛のあるラブストーリーに感動しました。
誘惑のメソッド カキネ
策士な受けが攻めを翻弄するメンタル下剋上BL。15歳も年下にふりまわされ掌で転がされる攻めを楽しめるかでこの作品の評価は分かれそうです。個人的にはスパダリ受けはなかなか新鮮でおもしろかったです。
オレとあたしと新世界2巻 古宇田エン
しのぶが目覚めたその後のお話です。10年という月日が変えなかったものもあれば変えたものもある。そうすんなりはいかないですよね…。電子化を待てずに読み、切なくなったりくすりと笑ったりしていたらまた3巻に続くということで待つのが辛いです。先生どうか早めに続きを読ませてください。
舌先に夜明けの味 上田アキ
男たちが自分の仕事に誇りと情熱をもって頑張っている姿は惚れ惚れします。お仕事メインで愛のあるお話に元気をもらいました。受けの明味が男前なところも清々しかったです。もれなくラーメンが食べたくなるのでお腹が空いていないときに読みましょう。
雷神とリーマン3巻 RENA
雷神のラストのモノローグが意味深すぎてどうすれば…。4巻がクライマックスだそうですが果たして2人はこれからも一緒にいられるのかそうではないのかハラハラドキドキして切なくて胸が痛いです。
まとめ
10月に比べると比較的おとなしめのラインナップになるかなと思ったらどんどん増えていきました。これもBLあるあるですw
ヨネダコウ先生の10周年記念のイラストブック20072017の「どうしても触れたくない」の描き下ろしにも悶絶しました。これは尊い。20ページ以上あるしファンは買って損なしだと思います。
一般漫画の
蔓沢つた子先生の「好物はこっそりかくして腹のなか」がエロくて前作のようにそのうち東京都の偉い人たちに何か言われやしないかとドキドキ。だいじょうぶだいじょうぶ。
というわけで11月のまとめでした。
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