今年の上半期に読んだ新刊BLコミックは約130冊(※バラ売りと雑誌は除外)でした。例年までと比べるとちょっとペースダウンしたかな。
今回は商業BLの単行本のみのランキングで、腐女子OLの独断と偏見によるおすすめの20冊です。
2018上半期BL漫画ベスト20
1位 テンカウント6巻 宝井理人
挿れ、じゃなくて入れずにはいられない最終巻です。未だにテンカウントが終わったことを思い出すとしんみりしてしまいます。
テンカウント6巻 宝井理人 ネタバレ感想
2位 百と卍2巻 紗久楽さわ
卍の過去編です。1巻以上に百が健気で一途でかわいくて、ゴロンゴロン天井知らずでした。時代考証もきちんとされていて感心しきりです。作家さんの作品愛をひしひしと感じます。
3位 鯛代くん、君ってやつは。 ヤマダ
鯛代くんの気持ちがダダ漏れで、それに蛯原がおたおたしながらほだされーの流されーので楽しすぎます。あと、ヤマダ先生の絵が安定してかわいくて超絶好みです。
鯛代くん、君ってやつは。ヤマダ ネタバレ感想
4位 リカー&シガレット 座裏屋蘭丸
カミロがカッコよすぎてやばーい!座裏屋蘭丸先生と言えばがつりシリアスなイメージでしたが、こんな甘くてやさしい胸キュン路線もいけるんですね。異国設定も先生の絵柄にぴったりで大好きです。
5位 カラーレシピ下巻 はらだ
ボロが出始めて仮面が外れてからの福介の巻き返しが、ラストの笑吉の行動になったかと思うと、底知れなさにゾッとします。そんなことより電流責めがエロすぎて最の高でした。
カラーレシピ下巻 はらだ ネタバレ感想
6位 トワイライト・アンダーグラウンド 秋平しろ
私は古川くんのような、すくすと育った邪気のない子犬みたいな男の子にめっぽう弱いんですよ。耳と尻尾が見えるよ見える。大人として自制している店長も好感度が高くて、嫌みのないカップルNO1です。
7位 恋するインテリジェンス5巻 丹下道
美人の差形課長が20年近くプラトニック(!)な同棲相手とやっと結ばれました。5巻はメインではない衣笠×深津も出てくるのが嬉しいです。
8位 雛鳥は汐風にまどろむ 南月ゆう
勇一と歩のぎこちない親子関係が、陵をからめて少しずつ変わっていくところにほろりとしました。
雛鳥は汐風にまどろむ 南月ゆう ネタバレ感想
9位 Fuck Buddy―ファックバディ― ひなこ
うひょ~ってテンションが上がる系のエロエロっぷりに心拍数が上がりまくりです。交差する純愛とエロスの配分が絶妙です。
10位 アステリスク 鳥野しの
失わないと分からないことがあり、人生経験を積み大人になればできるようになることがある。10年以上かけた切ない恋が2人の成長と共に実を結んだのが感動的でした。このクオリティで初コミック!?と驚愕していたら、もともと一般誌でご活躍の作家さんなんですね。完成度が高いのも納得です。
11位 社長蓮実瑶逮捕寸前! ウノハナ
バリタチがネコに転換するラブコメ。美形男子がわちゃわちゃしてて笑顔と幸せしかありません。200ページ超えの力作で読み応えたっぷりでした。ところでバリタチ笹山さん主役の番外編はまだですか。
12位 彼と付き合う10のメリット こめり
地味メンDTの高坂が、リア充な稲森と初めてを経験して恋を覚えていく姿に胸キュンです。真逆の2人の凸凹っぷりと、周りの人たちを含めてほのぼのとした優しい世界にほっこりしました。
13位 STAYGOLD3巻 秀良子
駿人の母親に対する葛藤ややるせない気持ちが、大人びて見えてもまだ中学生なんだなとじわり。優士のキスを見る限り、絶対に駿人をただの家族とは思っていませんよね。ああもうどうなるの!?高校生編が待たれます。
14位 愛玩男子ラブグロウアップ イクヤス
2カプのうち「ミスターデリカ愛玩術」の受けの佑磨が純粋ないい子でキュンとしました。今作はイクヤス先生のヘイ!ガチムチ☆っていう感じはやや抑えめですが、むっちりした肉感は健在なのでご安心ください。
15位 落果 akabeko
2つめの「落果スピンオフ」の店長に痺れました。テクニシャン最高。歪んでるのに甘くて幸せというほろ苦さが大人向けの1冊です。
16位 誤算で不幸な恋話 緒川千世
まさかまさか「誤算のハート」と「終わらない不幸についての話」の番外編が読めるなんて。生きてて良かった。やっぱりお兄ちゃんがかわいかったです。
17位 放課後のYくん 重い実
DKがなんとなく始まってやめられない関係になって、嫉妬心と執着が入り混じって混乱していって、恋ってだからめんどくさい!だがしかし素晴らしい。っていう重い実ワールド全開です。あと地味にお値段にも満足しています。
18位 王者に恋したシンデレラ 佳門サエコ
かっこいい攻めとかわいい受けがエロいことをするというBLのど真ん中な展開が清々しい。俺様スパダリの王道を代表するような、どこか懐かしささえ覚えるシンデレラストーリーです。受けを溺愛する攻めっていいですよね。
19位 壁越しの男 佐久本あゆ
過去を背負っている堅物とビッチが淡々と心を通わせていくお話です。ヘラヘラしている世良のまだオープンになっていない心の闇は深そうだなとか、クリアになっていない部分を深読みするのが楽しい。東金に甘やかされることで世良が心まで癒されるといいのですが。
20位 一方その頃 山田2丁目
つっこみどころ満載のファンタジーがだんだん楽しくなってくる不思議。おせっせしないと出られない部屋設定を日本で最初に考えた人は天才です。
一方その頃 山田2丁目 ネタバレ感想
まとめ
130冊→60冊→30冊→20冊という選本にはかなり時間がかかりましたが、順位そのものはわりと迷わずつけられた感じです。
シリアスでドロドロしたものよりは、ラブコメとか甘々とかほのぼのが多めのランキングになりました。暑さと疲れから、そういう作品を好む時期なのかもしれません。
今の気分が大きく反映されていて、あくまでも超個人的な上半期のお気に入りBLなので、こんな人もいるのね程度に見て頂ければ幸いです。
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