4カップルのラブラブな年末年始にホクホクです。特にテロリストカプはお気に入りなので、またかわいい忍チンに会えて嬉しいです。前回の純情ロマンチカはこちら。
純情ロマンチカ23巻47話 ネタバレ感想
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純情ロマンチカ編 感想 ネタバレあり
美咲の新年早々不吉なおみくじ結果
元旦の深夜に2人仲良く初詣に訪れた美咲&ウサギさん。極寒の真夜中にこんなに人がいることに美咲は驚きます。
すると美咲はこんな人ごみの中からなぜか上条先生とバッタリ出会ってしまいました。この間の遊園地といいよく出会いますねw
上条はもちろん野分と一緒です。条件反射のように上条にビビる美咲。一通り挨拶すると、こそこそとウサギさんの後ろに隠れてしまいました。
でもウサギさんに「りんご飴が好き」だと暴露されて、ちょっとかわいい上条先生なのでした。
お賽銭を奮発しようとお財布を開く美咲の隣りで、ウサギさんは迷わず万札を取り出します。ブレなさ完璧。
ウサギさんは、お参りに来ている人の中から、目ざとく井坂さん(と朝比奈)を見つけてさっと隠れます。
こんなところで出会ったら最後、仕事の話に持っていかれるのがオチ。ウサギさんのセンサーはすごい。
美咲が新年早々におみくじをひくと、まさかの「凶」が飛び出してしまいました。信じられない美咲はプルプルと震えています。
正月早々、いろいろありそうな予感がする凶。ウサギさんは「大大吉」をひいていました。ショックを受けた美咲は、おみくじを木に結び付けてため息をつくのでした。
自分の願いは自分で切り開いていくもの。
家に帰って一息つくと、美咲はウサギさんに、兄の孝浩のところに行く予定を問われました。ウサギさんも一緒に連れて行けばいいか?と一瞬考えた美咲は、ふと思い直します。
(まだ兄ちゃんには、ちゃんとウサギさんのこと話してないのに家に連れていくのって、兄ちゃんにもウサギさんにも失礼だ)
美咲はせめて自分の気持ちを伝えようと、参拝のときに神様に頼んだ願い事を、ウサギさんに告げました。
「みんなにちゃんと理解してもらえて、ウサギさんと一緒にられるようにするから、少しだけ力を貸してくださいよろしく!って宣言しといた」
実はウサギさんも同じことを祈っていたようです。自分の願いは誰かが叶えるのではなくて、自分で切り開いていくもの。2人の気持ちはもう固まっているのでした。
嬉しくなったウサギさんは、ひょいと美咲を担ぎ上げてお風呂へ連れ去ります。もちろん目的はお風呂でエッチ。
おみくじが凶だったことで、新年早々波乱が起きそうな気はしつつ、ラブラブなウサギさん×美咲カップルなのでした。
純情エゴイスト編 感想 ネタバレあり
友達も一緒に帰ってきなさい
上条は、初詣帰りの電車内で、ウサギさんと美咲に頻繁に会うことにぶつぶつと不満をもらしていました。隣りに座る野分も、すごい確率にちょっと驚いています。
初詣に一緒に行くのは、長い付き合いの中でも今回が初めてだと気づく上条。ずっと一緒にいても、まだ初めての事があることに、上条はどことなく満足気です。
帰宅すると、上条の母親から電話がかかってきました。せめてお正月くらい家に顔を出しなさいという催促です。
「友達と一緒だから」ともごもごする上条に、お母さんは「ならそのお友達も一緒に来なさい」とあっさり。
強引なお母さんにポカンとしつつ、上条はひとりで脳内会議を始めます。実家に野分を連れ帰るなんて、そんなバカなことはできない。友達とか嘘ついてどうするんだ?などと自問自答でぐるぐるする上条。
上条は、野分を恥ずかしいと思ったこともないし、恥ずかしいことをしているつもりもありません。しかし親に話すとなると、当然戸惑いがありました。
野分×上条の姫初め
何も知らない野分は気遣って、上条に帰省するよう言ってくれます。そこへ、再びお母さんから電話がかかってきました。
急遽お父さんのお友達が来るからと、バタバタと電話を切ったお母さん。上条は、いったんホッとしたような表情になりました。
優しい野分に、上条は思いきって口を開きます。
「今日は無理だけどちゃんと親に説明するから。お前と一緒に住んでて、付き合ってるって」
「ありがとうございます。でもヒロさん、無理しないでくださいね。気持ちだけで俺は別に…」
「いいや!これまで特に困ったこともなかったからズルズルしてただけで、別に隠してたわけじゃねーんだ。お前なら全然ん問題ねーし。だから今度一緒に連れて行く。コイツが自慢の恋人だってな!」
上条の言葉に真っ赤になる野分。思わず後ろからぎゅっと抱きしめてキスをして、そのまま押し倒して…。
「あっそうそう、姫初めというのは諸説あって、一般的には…」
「ヒロさん今そういうのはいいです!」
大学の先生らしく解説しようとする上条を遮った野分の大きめの声が、元旦から響き渡るのでしたww
純情ミステイク編 感想 ネタバレあり
朝比奈と初詣に行きたかった井坂さん
風邪をひいて寝込んでしまった井坂さん。朝比奈が看病してくれていますが、かなり呆れています。
クリスマスイブに倒れて入院したものの、だいぶ具合がよくなって初詣に出かけたら、案の定、井坂さんが風邪をひいてしまったのでした。
体調が完全に戻っていないのに、調子に乗って夜中にうろついて、朝まで飲み明かした結果がコレ。井坂さんは、朝比奈の小言を、枕元で聞くしかできないのでした。
井坂さんが初詣に強行したのは実は理由がありました。ずっと仕事で一緒に初詣なんてしたことがなかった2人。
今回たまたま倒れて色々とキャンセルになったから、井坂さんとしてはもう今しかないと思ったのでした。
お前がそばにいてくれてほんとよかったわ
実は子供の頃に、井坂さんと朝比奈は、家族に内緒で初詣に行こうとしたことがありました。子どもだけで夜に出歩くなんて絶対に反対されるはずです。
しかし結局、井坂さんが当日インフルエンザにかかってしまって、行けずじまいになっていました。
子どもの頃ベッドで泣きながら「来年は絶対決行する!」と騒ぐ井坂さんに、家族に計画がバレるのではないかと朝比奈がひとり焦っていたことも、今となっては良い思い出です。
「お前がそばにいてくれてほんとよかったわ」
心からくつろいでしみじみする井坂さんに、朝比奈さんはそっとキス。
「思いがけずいいお年玉をもらった気分です」
心なしかご機嫌な朝比奈に、井坂さんも照れてしまいます。井坂さんにとっては寝正月ですが、久しぶりの休暇を朝比奈と2人きりでのんびりと過ごせた良いお正月になりました。
純情テロリスト編 感想 ネタバレあり
不意打ちの忍にたじたじな先生
大みそかから実家に帰省して、妹夫婦の子供たちと遊んで疲れ果てた先生は、一足先に忍と同棲する家に帰ってきました。
忍も自分の実家に戻っているので、久しぶりにひとりで過ごす時間です。ひとり暮らしは慣れているのに、忍がいないと静かだと感じる先生。
昔好きだった人の家族から来た年賀状を見て、いろいろと思い出す先生。感傷に浸っていると、背後になぜか忍が立っていました。
「それ、誰から?」
眉をひそめて尋ねる忍。ビビッた先生は、何ひとつやましいことをしていないのに、超不自然な態度をとってしまいました。
男らしくあっぱれな忍チン
「先生の墓参り行ったの?」
先生のことはお見通しのように、核心を突いてくる忍。おせちが喉につまりそうになった先生は、オタオタするばかりです。
忍はさっき先生が見ていた年賀状のことも気付いていました。
「何で嘘つくんだよ」
「俺はやましいことはないんだけど、お前が気にするかなーって思って」
「俺をみくびんなよ!いい年したオッサンが過去に何があろうと今更どうも思わねーよ!むしろ大切にしてきた過去をなかったことにするような男だったら、それこそ軽蔑するわ!」
忍はまっすぐに先生の目を見て男らしくキッパリ告げます。さすが忍チン。
先生もすぐに降参しました。そして、ちゃんと墓参りで「今ちゃんと幸せに、好きな奴と一緒に暮らしてます」と伝えてきたと話してくれました。
照れる忍は、食事中の先生に強引にキスをして、ラブラブなお正月を迎えるのでした。
純情ミックスの感想まとめ
ハラハラする世界一初恋とは違い、こちらはみんなくっついて関係が落ち着いてるから、安心して見ていられました。
特にお気に入りの忍ちんは相変わらず男らしくて、でも先生が年賀状をくれないことを拗ねてみたりとかわいくて、最高オブ最高です。
一緒に住んでいても好きな人からの年賀状を欲しがるとか、かわいすぎて鼻血出た。これはもう先生も忍ちんとの暮らしを手離せないでしょう。
野分×上条カップルも、近々ご両親にご挨拶になりそうで順調です。殊勝な井坂さんと朝比奈カップルもほっこりしました。
美咲のおみくじの「凶」には、まだまだ連載が続きますよというサインのような気がしたり。
孝浩へのカミングアウトだけでなく、美咲が丸川書店に就職してからも、まだイロイロとあるのかもしれません。
次回は2018年12月下旬発売のエメラルド冬の号です。次回は純情ロマンチカ本編かな。
それではまた「純情ロマンチカ」48話の感想でお会いしましょう。
純情ロマンチカ24巻48話 ネタバレ感想
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