両想いになってうきうきの源介と惣五郎。2人きりになれてエッチしようとしますが、指だけで痛がる惣五郎の身体のことを考えて一旦保留になります。
高校の文化祭でも2人は良い雰囲気で、隠れてこっそりキスをします。ところがそれを、運悪く知り合いのカメラマンに見られていました。前回の復習はこちら。
花恋つらね4巻22話 ネタバレ感想 夏目イサク
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花恋つらね4巻23話 感想 ネタバレあり
大役を任せられてため息をつく惣五郎&源介
文化祭も終わり、クラスでため息をつく惣五郎。西田に声をかけられますが、浮かない表情を崩しません。そこへ源介が登校してきました。お互いに深いため息をつく2人。
しかし決して悪いため息ではありませんでした。なんと次の浅草歌舞伎の配役が決まり、惣五郎も源介も、思っていた以上に大きな役をもらっていたのです。
惣五郎は、主役の鳴神情人をたぶらかす「雲の絶間姫(たえまひめ)」という、いわゆるセクシーキャリアウーマンな役を演じることになりました。
しかも座頭の武市からの提案ではなく、上の人からのお達しのようで、惣五郎のお父さんの大興奮です。
惣五郎はさらにもう一つ役をもらっていました。「勧進帳」の義経です。源介はその中の「富樫左衛門」というイケメンエリート約を演じることになりました。
2人ともプレッシャーから、大きなため息をついていたのです。
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— Dear+&Chéri+編集部 (@dear_plus_) September 10, 2018
今日のチラ見せいきます~! 超人気連載💗夏目イサク先生『花恋つらね』から♪
年明けの公演で、新たな役を演じることになった惣五郎と源介は……!? pic.twitter.com/CZ8LF2FxCT
ぎゅっと抱きしめあうラブラブな2人
源介の父・雲昇に稽古をつけてもらうことになる惣五郎は、お願いをするべく源介宅を訪問します。
「予定空けるから早めに来て」
こっそり耳打ちする源介は、三味線のお稽古をなんとかして時間を作ると笑顔になりました。惣五郎は驚きながらもちょっと嬉しそうです。2人の仲を知っているヒロトは、そんなやりとりを見てニヤニヤ。
あの夜お風呂で抱き合ったけれど、それから特に何もなく、普通に学校やお稽古もあり、このところ全然2人きりになれていません。久しぶりに2人になるチャンスです。
そう思うと、惣五郎は途端に照れて真っ赤になってしまいました。
当日やっと2人きりになると、源介はさっそく惣五郎に甘えてきます。制止した惣五郎は、おもむろに口を開きました。
「お前と2人っきりになったらしたかったことがあるんだけど」
そう言ってぎゅっと源介に抱きつく惣五郎。ぎゅーっと抱きしめあうと、惣五郎は安心したように大きくため息をつきました。
「こうしてるとあー源介だなって思える」
恋人になる前の源介は、惣五郎ラブすぎて、しょっちゅう無意識でハグしてきました。惣五郎的には「なんなんだこいつ」という感覚しかなかったのです。
しかし今は違います。ちゃんと愛しい恋人と認識したうえでハグできるのです。気持ちがこもっているハグとそうではないハグ。惣五郎にとっては大きな違いがあるのでした。
ひー!カメラマンが動き出しました。
源介は、かわいい惣五郎を強く抱きしめてキスをします。ところがせっかくのいい雰囲気なのに、もうすぐ源介のお兄さんが帰宅する時間が迫ってきていました。
ノックをせずに入ってくる兄を警戒している源介。惣五郎も気を付けなければいけないと、いちゃいちゃタイムはあっという間に終わってしまいました。
芸能人として、歌舞伎役者として、普通の高校生とは時間も自由もないなか、ゆっくり会えずにいる2人。しかしこの後、さらなる難関が待ち構えていたのです。
いっぽうそのころ、惣五郎の祖父の菊右衛門を訪問する人影がありました。あのカメラマンです。
「どうしても内密にご相談したいことがありまして」
不敵な笑みをたたえたカメラマンは、菊右衛門を前にその口を開いて…。
花恋つらね23話 感想まとめ
ぎゃー!!前回、文化祭で源介と惣五郎がキスしていたところを見ていたカメラマンが、さっそく裏で動きはじめました。
しかも惣五郎たち本人じゃなくて家族のところへ行くとか、仕事がデキる人の行動です。あああやめてあげてえええ!
菊右衛門さんはどう出るでしょうか。芸の世界だから、こういうスキャンダルは昔からあることで、そんなに動揺しないかもしれません。
もしかしたら菊右衛門さん自身も、昔は男女問わず浮名を流してきたかもしれないですしね。たとえば亡くなった源介の祖父相手に実はいろいろあった…とか。
しかし、将来有望な10代の歌舞伎役者2人とはいえ、源介も惣五郎もまだまだこれからの未熟者です。
恋愛も芸の肥やしとはいえ、現段階で、家族として2人の交際を公に認めるというわけにもいかないでしょう。マスコミに知られたというのが痛いですね。
ラブラブかと思えば一難去ってまた一難。このカメラマンが芸能記者ではなさそうだから、そういう意味ではちょっと出方は変わってくるかもしれません。
次回は10/12発売のディアプラス11月号です。
それではまた「花恋つらね」24話の感想でお会いしましょう。
追記)24話の感想を書きました。
花恋つらね4巻24話 ネタバレ感想
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