酔いどれ恋をせず最終回の感想です。コミックス2巻の感想になるのでネタバレにお気をつけください。

自分の気持ちを認めた水澄ですが、誓が元奥さんとよりを戻すのではないかと落ち着きません。いっぽう誓のほうも、水澄の初恋の譲が現れてからおもしろくないのでした。

ぎくしゃくした雰囲気ですれ違いが続くも、ある日、誓と水澄が向き合います。「好きだ」と誓に言われて驚く水澄は…。前回の復習はこちら。

酔いどれ恋をせず2巻10話 ネタバレ感想 橋本あおい

それでは以下、橋本あおい先生の「酔いどれ恋をせず」最終話のネタバレ感想です。

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酔いどれ恋をせず1巻 ネタバレ感想まとめ

酔いどれ恋をせず最終話感想 ネタバレあり


誓の告白にプチパニックで赤面する水澄


「うわあ!?なにそれ!!」

突然の誓の告白に、厨房にしゃがみこんで頭を抱える水澄。失礼な反応に誓は若干ムッとしてしまいます。しかしパニックになった水澄は、誓の言葉に耳を傾ける余裕はありません。

「はっきり言っておかないと、勝手に悩んで勝手に終わりそうだからな」

誓は水澄の前にしゃがみこんで目線を合わせます。

最初のナンパといい、慣れたように誘って咥えるわ乗っかるわ好き放題したかと思えば、後になってノンケは嫌だのなんだのと、言動が散らかっていた水澄。

充分理解している水澄は真っ赤になってうつむいてしまいます。誓が途中で変な態度をとったのは、水澄が何を考えているか分からなかったからでした。

「やっと顔あげたな」

父親のことを持ち出した瞬間、ふと顔を上げた水澄の前に、やさしい笑みをたたえた誓のドアップが。水澄は再び派手に赤面してうつむきます。

好きな人のために飯を作るのはいいもんだ


以前は父親の話題を出されたらすぐに相手をその場から追い出す勢いだった誓。父親に対する感情は、一生変わることはないと思っていました。

「変わったの?」

「おまえが美味そうに食ってると嬉しくなるんだよな」

おずおずと尋ねた水澄に、誓はにやりと笑います。

「誰かを見返すとかではなく、好きな人のために飯を作るのはいいもんだって話だ」

誓に「好きな人」だと言われて、水澄はまた赤面してしまいます。そんな水澄のシャツをはだけさせて迫る誓を、水澄はなんとか制しました。今はまだ店の開店準備中です。

誓は舌打ちをして「休むか」とぼそり。びっくりする水澄ですが、誓は「店が終わってから」としぶしぶおあずけをくらいます。

「できれば!次の休みの前の日に!」

1回や2回では終わらない誓に、水澄は「次の日に支障が出ない日にしたい」と提案します。すでにがっついている誓は超不満気です。

水澄としては次の日を気にしながらエッチしたくありません。思う存分のめりこみたい。誓は水澄の気持ちを優先して、おあずけを受け入れてくれたのでした。


誓は父親と、水澄は譲と話し合い


誓は水澄と関わることによって、変わった自分を自覚していました。これまで避けてきた父親にも会いに行き、自分のスタンスを告げます。

メディアに出て、素晴らしい料理を食べられる店を世の中に広めることが何よりも大事だと考えている誓の父。もう自分の味を再現できる有能なスタッフがそろっているため、厨房に立つこともありません。

しかし誓の考え方は違います。自分で作った料理を自分の目の前で食べてくれる人を大切にしたいと思っています。

「俺は自分が手を書けたものを、美味いと笑って食ってもらえれば満足なんだ。どんな料理人になるかは俺が決める」

誓が言いたいことを言えたのは水澄がいたからでした。そして水澄のほうも、譲との話し合いに出かけます。

ヤキモチを妬いていた誓に「ちゃんと会って終わらせてくる」と伝える水澄。譲との待ち合わせに向かうその足取りは、すっきりとして軽やかなものでした。

約束した日に予定通りにおせっせ


約束の日の夜。誓は、お店が終わってから、水澄に好きな料理をふるまってくれました。水澄のリクエストはやはり蕎麦。

誓は、残りものの蕎麦ではなく、いちから水澄のためだけにそばを打ってくれました。「おまえのために」そんな誓の優しい言葉に、水澄は嬉しくて赤面してしまいます。

カウンターに並んで、打ち立てで茹でたての蕎麦を食べる水澄。日本酒も進みます。仕事で長期海外へ行く譲にはきっぱりと「誓さんのことが好きだから」と断って話をすませてきました。

水澄は親友の真理江に言われた通り、ノンケとかは関係なく「恋はしない」というスタンスになっていました。傷付きたくないから、人を好きにならないと決めていたのです。

誓のことも、惹かれていても「ノンケだから」を理由に気持ちを抑えようと必死でした。しかしうまくはいかなかった。誓はそんな水澄のことはお見通しです。

「もうお前の酔いどれてるときと、セックス中の発言以外は信用しない」

酔った時の本音を聞いている誓は、あきれながらも水澄に酒を進めます。

「俺は素直で正直なおまえが見たい」

少しだけ飲んだ水澄はお酒にストップをかけます。

「記憶をなくしたくないからこれ以上は呑まない。誓さんにどんなことされたか忘れたくない」

かわいいことを言う水澄を誓は押し倒します。舌がしびれるほど長いキスをして朦朧とする水澄は、ぼうっとしたままさらにおねだりをして誓を刺激しました。

水澄は執拗に乳首をいじられて、指だけで何度もイッてしまいます。もうやだつらい、などとうそぶくも、誓はやめてくれません。

「誓さんはやくいれてっ擦ってぇ…!」

お願いする水澄に、たまらず足を掴んだ誓。ですが突然水澄が「誓さんの舐めてない」と顔を覆って騒ぎ出します。舐めたいけど早く入れてほしい、でも誓のガチガチを舐めたい。

ガチガチな誓はもちろん挿入を選択します。あとで十分舐めさせてあげればいい。水澄は突かれてめちゃくちゃになってしまいました。

泣きながら気持ちよくなる水澄に、誓は何度もキスをして「いっぱい食わせてやるからな」とダメ押しをするのでした。

翌々日、久しぶりに店にキヨさんがやってきます。誓と水澄の甘い雰囲気を察したキヨさんはにっこり。1杯だけ日本酒を注文しました。

「祝い酒だからね」

最高に空気のよめるキヨさんに見守られて、誓と水澄は幸せな日々を過ごすのでした。

酔いどれ恋をせず最終回 感想まとめ


誓の気持ちを聞いてプチパニックになって、夢みたいだとビビる水澄がかわいかったです。開き直って(?)オオカミになった誓のがっつきも。

いい大人が約束してエッチするってなんかいいですよねwとはいえ仕事を思えば妥当な判断です。ナニゴトも計画が大事です。

誓が父親のところに自分のスタンスを告げに行ったのも立派でした。いろんな考え方の料理人がいて、誓の父親の考え方もそのうちのひとつです。

しかし、自分は父とは違う道を行くと決め、ひとりの料理人として店を開店し切り盛りしている誓。今すぐは難しくても、お父さんもそのうち息子の考え方や生き方を尊重してくれるといいなと思います。

最初からずっと、キヨさんがいい味を出していて、ナイスおじいちゃんキャラでした。

邪魔せず否定せず余計なお世話もせず、ただただにこやかに2人を見守ってくれて、キヨさんが誓の父親代わりで良かったと思います。

好物は後にとっておくタイプの誓のエロエロっぷりも、遠慮することがなくなって自分を解放した水澄も、愛にあふれていて幸せそうで何よりです。

純情ビッチな水澄とむっつりな誓が最初からお似合いで、大好きなカップルになりました。

橋本あおい先生、初の2冊にわたる連載お疲れ様でした。次回作も楽しみにしています。

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