灰かぶりコンプレックス10話の感想です。コミックス2巻の感想になるのでネタバレにご注意ください。

セフレ契約を結んでいたCEOのナオに熱愛報道が出てショックを受ける智紀。なんとか恋人に昇格したいと頑張っていた矢先のことでした。

さすがに堪えた智紀は北海道の実家に一時帰省します。別れを覚悟していた智紀ですが、そこへナオが駆けつけてきました。前回の復習はこちら。

灰かぶりコンプレックス2巻9話 ネタバレ感想 木下けい子

それでは以下木下けい子先生の「灰かぶりコンプレックス」10話のネタバレ感想です。

灰かぶりコンプレックス2巻 電子配信


灰かぶりコンプレックス2巻10話 感想 ネタバレあり


何の用ですか?


なぜか智紀の実家にまでやってきたナオ。智紀はナオと田舎の風景があまりにも不釣り合いで、目をぱちくりさせて驚きます。

智紀の実家にいる姿もCGのようで、家族もナオのルックスに想いきり見惚れていました。智紀の家族は全員智紀にそっくりですw

ナオはアシスタントのカナちゃんに智紀の居場所を聞いて、はるばる北海道までやってきました。

カナちゃんはボスの命令ということで、しぶしぶ智紀の居場所をナオに教えたようです。しかしナオを牽制するのも忘れませんでした。ナオはそれがおもしろくなかった模様です。

「あの…何の用ですか?旅行ですか?もしかして仕事?」

智紀のまさかの質問にナオはプライドを傷つけられてしまいます。ここまで追いかけてきたのだから、そこは察してほしいところ。

忙しいナオはスケジュールを無理矢理調整して、5時間もかけてやってきたのです。

人生初!フラれたナオ


「僕がどうしてここにいるか本当に分からないの?」

「俺に会いに来たわけじゃないことは分かります。ただのファックバディですし…」

信じられないような瞳で訴えるナオに、智紀はネガティブモード全開で答えるのでした。沈黙に耐えられなくなった智紀は「セフレをやめます」と口にします。

「自分から頼んだけれどもうつらいから。でも王子様みたいな人と出会えて夢みたいに楽しかった」

智紀は実家で気持ちを整理して、ナオに別れを告げるのでした。

「直純さんが俺のこと好きになってくれないから、それでも平気と思ってたけどつらくて。もう無理です」

着てもらえないセーターを編むという演歌のような恋はもう限界。

智紀は涙目で訴えると、慌ててその場を去っていきます。ナオは生まれて初めてフラれたことで、呆然自失状態なのでした。

子犬力全開の智紀。でもまだ恋人候補?


智紀がひとりで落ち込んでいると、智紀ママが「君が編むセーターなら僕は着てもよかったのに」というナオからの伝言を告げます。

それを聞いた智紀は、部屋着のまま犬のように猛ダッシュ!パジェロに乗って去ろうとしていたナオのところへと駆けつけます。

「伝言の意味って、俺の告白を受け入れてくれるってことですよね?恋人候補ってこと!?」

ナオは素敵な笑顔で答えるのでした。

「お手やわらかに」

顔のキレイな人は心もキレイ


そのまま一緒に帰ることになった2人。智紀は家族にあいさつもせず、ナオと一緒に行動します。夢中かw

ナオが使っていたのは、なんとプライベートジェット!友達に借りたとさらっと言いますが、やはりお友達もレベルが違います。

ナオは自分が智紀と同じ雇われサラリーマンだと言いますが、智紀にとってはナオはやっぱり王子様に他ならないのです。

「顔が好きなんだっけ?面食いめ」

プライベートジェットの中で智紀を押し倒すナオ。パーサーなどに見られるのではないかと気にする智紀をあっさりスルーします。

「大きな声を出したら来ちゃうかもね」

意地悪なナオは「恋人になる気なら自分から愛してみてよ」と智紀を上に乗せます。誘導するのも上手い。

「顔の綺麗な人は心も綺麗だっておばあちゃんが言ってた」

ナオの顔が好きだと言う智紀の言いぶんに、ナオは苦笑いをするのでした。

エッチ後、無事に東京に着く頃には、腰もガクガクの智紀。ずっと気になっていたことを口にしました。

「恋人候補って俺以外何人いるんですか!?」

ナオは思わず爆笑してしまいます。英語で「君だけだ」と伝えるも、発音が良すぎて智紀にはいまひとつ伝わっていませんw

「英語も覚えるといいよ。じゃあねハニー」

灰かぶりコンプレックス10話 感想まとめ


やったー!ついにくっつきました。ここへきて智紀がネガティブモードかつ純朴すぎて、ナオが追いかけてきた理由も分からずにハラハラしちゃいました。

智紀はまだ、セフレから恋人候補に少し昇格しただけだと思っているのか、これからナオからの恋人扱いにいちいちビビったりするのでしょうかw

ナオとしては逃げられると追いかけたくなるという気持ちもあったのでしょう。まだそこまでの愛情ではなさそうですが、これからどんどん智紀にはまっていく予感がします。

智紀の家族が智紀に激似でDNAすごいってちょっと笑ってしまいました。智紀が純朴DTなのは、このあったかそうな家族の元で、すくすくと育ったからなんですね。

智紀がスーパーポジティブなのは「顔が綺麗な人は心も綺麗」と言われて、それを素直に信じて大人になれる環境が整っていたからなのでしょう。

そんな智紀がちょっと眩しいです。悪い大人にひっかからなきゃいいけど。もうナオに夢中になっているあたりだいぶアレですけども。

ハニー、と言われただけでプチパニックになる智紀が、この後どんなDTパワーと成長を見せてくれるのか楽しみです。英語の勉強もはじめなきゃね。

ナオの余裕がエッチ以外の時にももっと崩れたりすると、さらに楽しくなりそうです。

次回は3/30発売のイァハーツ2019年5月号です。

それではまた「灰かぶりコンプレックス」11話の感想でお会いしましょう。

追記)11話の感想を書きました。

灰かぶりコンプレックス3巻11話 ネタバレ感想 木下けい子

木下けい子先生のBLコミックス


カンチガイラバー

カンチガイラバー

カンチガイラバー



春は君にささやく

春は君にささやく

春は君にささやく



関連記事