ギヴン29話のネタバレ感想です。コミックス6巻の感想になるのでネタバレにお気をつけください。

秋彦と春樹の大人組の恋に決着がついたので、今回からはとうとう立夏と真冬の関係が1歩進むかと思いきや、まさかの真冬の幼馴染・柊篇がスタートしました。

ヤンキー姫として君臨する柊が、お話にどうからんでいくのか超楽しみです。シズちゃんとの恋も進展があるのでしょうか。姫のバンド活動も気になりすぎます。前回までの復習はこちら。

ギヴン番外編 ネタバレ感想 キヅナツキ

それでは以下キヅナツキ先生の「ギヴン」29話(柊mix1話)のネタバレ感想です。

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ギヴン6巻29話 柊mix1話 感想 ネタバレあり


柊目線のギヴン新章始動!


小さい頃、団地の講演でいつもひとりで座っていた真冬。それを見つけた柊はたまに一緒に遊ぶようになり、以来ずっと腐れ縁の幼馴染です。

子どもの頃から今に至るまでずっと喧嘩ばかりしてきた真冬と柊。柊の目には真冬は弟分として映っていて、真冬の目には柊は妹分として映っていました。

ずっと一緒にいて高校で離れ離れになって3年。その間に真冬には立夏という新しい彼氏ができました。新章の柊mixは、さびしかった子どもたち、つまり柊や真冬が大人になる途中のお話です。

華のある柊のバンドを手伝う立夏


「おめーの百倍俺のが真冬のことわかってんだよ!」

「へー付き合いの長さって関係ある?」

冒頭からそれぞれ楽器を手にいがみあう柊と立夏。いきなりなぜこの2人が一緒にいるのでしょうか。

実は柊たちのバンドはCACの入選をきっかけにデビューが決まり、同時にそれまでいたサポートのギターが進学を理由に抜けることになったのでした。

その穴をどうするかということで、白羽の矢が立ったのが立夏です。あくまでも次のギターが決まるまでの期間限定の助っ人ギタリストで、ライブ2回分くらいのサポート。

柊が、見るからにソリの合わない立夏にサポートを頼んだのは、CACのライブ審査で立夏のギターを聴いて、一緒にやってみたくなったからなのでした。

最初は微妙に渋っていた立夏ですが、柊の真剣な眼差しのひとことに動かされます。

「お前とやってみたいことがあるんだ」

立夏は柊のこの殺し文句もあり、バンドのサポートに入ることになります。しかし立夏自身を最終的に後押ししたのは、CACで見た柊のパフォーマンスが想像以上にかっこよく、魅了されたからでした。

柊には華がある。

柊にはフロントマンとして舞台に立つにふさわしい、持って生まれた人を引きつける華があるのでした。

立夏はいわゆる売れ線に走ったバンドが嫌いです。しかし柊のバンドは、巧いとかそういうことだけでなく、ただ音の間が刺さってきて時々予想を裏切ってくるから、聴いていて気持ちがいいのです。

そんな柊のバンドのサポートに入れば、めちゃくちゃ楽しそうだと立夏は内心感じていました。

完全なる同族嫌悪w


「おめーが俺に合せてこねーのが人間的問題を感じるって話なんだよ!だいたい、シズも俺の方が縦合ってたと思うだろ!?」

スタジオの練習で、ぎゃんぎゃんと立夏とぶつかりあって言い争う柊は、背後で黙っているドラムのシズちゃんに話をふります。

しかしシズちゃんは心のこもっていない棒読みであっさりほぼスルーwいちいち嚙みついてくる柊にイラついた立夏もブチ切れてしまいました。

「他人に合せる感性がない奴が、俺の前で真冬の彼氏ヅラしてんのがそもそも腹立つ!!」

「じゃあお前がまずは歩み寄れ!」

「てめーが俺に忖度しろ!」

ぎゃんぎゃんととめどなく言い争っていると、真冬が立夏を迎えに着ました。すぐにスンッとする立夏。真冬の前ではかっこつけたいのでしょう。それにも柊は余計にイラッとするのでした。

「生理的に合わない!なんでお前が世界一エライみたいな態度なんだ!?」

柊は立夏が出て行ってからも怒りが収まりません。立夏のほうも、もちろん「圧倒的に相性が悪い!俺は自分が自分がっていうタイプが嫌いなんだよ!」と頭を抱えていました。

完全なる同族嫌悪です。

とはいえスタジオで音を合わせていると、完全に音が合わないわけではありません。合うときはすごく合うのです。だからこそお互いに頭を抱えているのでした。

あいつが羨ましい。時々マジで嫌になる。


立夏がバンドのサポートで入ったライブも終わり、デビュー前の準備がほぼ整いつつある柊たち。ライブ終わりのファンサービスも、柊はソツなくこなしています。

ライブには春樹と、立夏姉も見に来ていました。お姉ちゃんは、彼氏のタケちゃんと来るはずだったのに、タケちゃんが残業になりご立腹です。

真冬はバイト、秋彦はヴァイオリン関係で来ていません。立夏は、自分のバンドがバラバラだという事実に、思わず表情が暗くなってしまいました。

柊は、ファンの人や関係者への挨拶周りで忙しそうです。常に笑顔で愛想もよく、社交的にふるまう柊。立夏はそんな柊の交友関係の広さにはついていけないと、少し距離をとっていました。

輪の中心にいる柊を遠巻きに見つめながら、春樹にむかって本音を言う立夏。

「俺はやっぱり自分の音楽が評価されたい。あいつが羨ましい」

春樹は、いつになく素直な立夏に驚いていました。そしておずおずと口を開きます。

「実はギヴンでデビューしないかって、レコード会社の人から話が来たんだよね」

ギヴン29話(柊mix1話)感想まとめ


CACで入賞したのはやはり柊のバンドだったんですね!てっきり真冬たちのギヴンが入賞してデビューの夢を掴むかと思っていたら、入賞したのはまさかの柊バンドでした。

私は真冬の幼馴染たちはキャラとして好きなので、物語にからんでくるのはすごく嬉しいです。柊なんて姫ポジで騎士役のシズちゃんもいるし、おいしすぎる立ち位置です。

意外なことに、柊が交友関係広くて外面が良いのには少しびっくりしました。ビジネスと割り切っているシチュエーションでは、明るく朗らかで調子の良い社交家を装っているのでしょう。

これまでの柊は、真冬に雑な扱いを受けていて、ちょっぴり残念な姫ポジションかと思っていましたが(すまん柊)バンドとしてこれからメジャーデビューするのなら、柊のこの社交能力は大きな武器になりそうです。

業界の偉い人や記者、そしてファンへのファンサービスなど、シズちゃんが苦手そうな分野では、柊の力を発揮できるのではないでしょうか。

柊が、シズちゃんや真冬などの身内の前で見せているのは素の顔で、安心して甘えられる身内がいるからこその、外面の良さなのだと思います。

っていうか同族嫌悪で立夏への当たりが強すぎるだけで、他の人にとっては柊は普通にいい子なんだろうな。

よく言えば器用、悪く言えば二面性があるということになりますが、パフォーマンスに華があるという点も含めて、いかにも芸能界に向いている感じがします。

そんな柊とはソリがまるで合わない立夏ですが、サポートに入って音を合わせたことで、何かしら良い気づきがあるといいですね。

バンドに所属するギタリストとして考えるなら、よくも悪くも「俺が俺が」という主張だった立夏が「他人に合わせて歩み寄る」という姿勢を学ぶとかそんなところでしょうか。

いっぽう、柊にとっても「(立夏と)一緒にやってみたいことがある」ということなので、何かメリットがあるはずです。

立夏のギターに何かピンとくるものがあり、一緒に音を合わせることで、真冬との関係も認めるようになっていくのかもしれません。

ギヴンのメジャーデビューも決まりそうだし、新章がどう転がっていくのか楽しみです。

次回は5/30発売のシェリプラス2019年7月号です。

それではまた「ギヴン」30話(柊mix2話)の感想でお会いしましょう。

追記)柊mix2話の感想を書きました。

ギヴン6巻30話 ネタバレ感想 キヅナツキ

キヅナツキ先生のBLコミックス


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