ひだまりが聴こえるリミット13話のネタバレ感想です。雑誌Cannaの最新話になるのでネタバレにお気を付けください。

自分のせいで太一に負担がかかるのではないかと思い悩む航平は、太一と一緒にいることに苦しみはじめます。リュウ君も似たような気持ちで兄の千葉さんを遠ざけたのでした。

いっぽう太一は航平に「しばらく距離を置きたい」と言われてしまい呆然としてします。前回の復習はこちら。

ひだまりが聴こえるリミット12話 ネタバレ感想

それでは以下「ひだまりが聴こえるリミット」13話のネタバレ感想です。

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ひだまりが聴こえるリミット3巻13話 感想 ネタバレあり


食欲もなくなって気落ちする太一


最近やけに大人しくなり食欲も落ちている太一。おじさんも、太一の元気がなくなり、あまり食べなくなったことを気にかけています。

太一はこれまで何があっても食欲が第一でした。しかし航平に「距離を置きたい」と言われたことがショックで、いつもの調子が出ません。

出勤中の電車の中でも思い出すのは航平のことばかり。一緒に旅行い逝こうと誘ってくれた航平の笑顔を思い出してはため息をつくのでした。

携帯を壊した太一は、いざという時に連絡がつかないと困ると、早く直すよう千葉さんに注意されてしまいます。しかし無気力ぎみの太一はどこか上の空でした。

痺れを切らせた千葉さんは、昼休憩のときに一緒に携帯を買いに行くと言って太一を引っ張り出します。結局、天童さんも一緒に3人で昼休みに外出をすることになりました。

マヤちゃんと太一で携帯ショップへ


先にお昼を食べてからショップに行こうと提案する天童さん。しかし太一からは衝撃の返事がかえってきました。

「俺はいいっす。あんまり腹減ってないんで」

これには普段冷静な千葉さんもびっくりです。天童さんと共に真っ青になってしまいました。千葉さんは太一をつかまえると、すぐに病院に送ってゆっくり休ませようとまでします。

太一がお腹が空いていないとか、病気以外にありえないこと。千葉さんの中では太一=食欲という位置づけのようですw

そこへ偶然マヤちゃんが通りがかりました。相変わらず大きな瞳もゆふるわな髪型も似合っていてかわいいです。

太一にぎこちなく挨拶するマヤちゃんが、恋する乙女でちょっぴり赤くなっているのを、天童さんは目ざとく見つめて言いました。

「マヤちゃん。佐川くんに付き添って携帯見てきてくれない?」

天童さんはどういう意図なのか、太一とマヤちゃんの2人で携帯ショップに行ってくるように促しました。

お前ってさ、航平のこと好きなのか?


驚きつつも2人で携帯ショップに行くことになり、太一はこの機にガラケーからスマホに買い替えることに。

スマホは高いしゲームなどもしないので、あまり乗り気ではなかった太一。しかし、もうガラケーのサポートも終わるということで、マヤちゃんの後押しもあり初スマホをゲットします。

使い方が分からずに四苦八苦する太一は、唐突に口を開きます。

「お前の連絡先教えてくれよ」

一瞬勘違いしそうになったマヤちゃん。太一としてはアドレスの入れ方が分からないから操作を学ぶためという理由がありました。

マヤちゃんは、ベンチに座って太一にスマホの操作を教えてあげます。そうこうするうちに自然とマヤちゃんが航平のことを口にしました。

「あんたさ、先輩と何かあった?」

ぎくりとする太一。マヤちゃんは「こないだ学校で先輩と話したとき様子が変だったから」とさらり」と探りを入れます。太一はここで気になっていたことを聞いてみました。

「こないだヨコが言ってて…。お前ってさ、航平のこと好きなのか?」

「なんで急にそんな話になるのよ!?私じゃなくて今はあんたの話でしょ!先輩とどうなってんのよ!」

マヤちゃんも動揺して声が大きくなります。しかし話の中心は太一のはず。太一はたじたじになって航平とのことをぼそりとつぶやきました。

「距離を置こうって言われて…」

ただし、ここで太一は、航平とのことをなんてマヤちゃんに説明すればいいのかと内心困って固まってしまいます。

そしてマヤちゃんのほうも、航平から太一とのことを聞いていることを、まだ太一が知らないのだとここで気づきました。

「親友として、仲が良いけど距離を置きたいって!?」

「お、おおお!そう!」

一瞬シーンとしてしまった2人ですが、お互いにごまかすことでその場はなんとかまとまります。

俺が何に傷つくかは俺の問題だ


太一は航平とのコトの成り行きを話しました。航平が何を考えているのか全然分からないとつぶやく太一。

あのとき、何の前置きもなく急に航平に言われて、今は自分と一緒にいたくないのだと思ったショックで、追いかけることもできませんでした。

「あいつ、俺のこと嫌いになったのかな…」

「何言ってんのよ!そんな訳ないでしょ!」

航平の切ない涙を見ているマヤちゃんは必死で否定します。

「あんたを縛りたくないからじゃない?自分の気持ちを押しつけたくなかったんじゃないかな。大切な相手だからこそ、少しも苦労なんてかけたくないって思うのよ。先輩よくあんたのことすごいって話してた」

マヤちゃんもですが、太一と一緒にいると本音が隠せず、思ったことがするすると口から出てきてしまいます。

それは太一に嘘がないから。太一に裏表がなく率直だからこそ、対峙する方も安心して自分をさらけ出せるのです。自然と本音が漏れてしまうのです。

「だから話してて楽なのよ」

でも人間には知られたくない本音があるのも事実です。自分でも嫌だなと思う腹の底の部分や、それで相手に嫌な思いをさせたり傷つけたりしたらどうしようという怖さもあるのです。

「そんなのあいつのせいじゃないだろ。俺が何に傷つくかは俺の問題だ」

あいつが笑ってくれたら一瞬で治る


太一は、航平はいつも自分よりも相手の気持ちを優先し、自分が嫌な思いをしても我慢するのだと不満を口にします。

太一自身はすぐに頭に血が上って相手とケンカになってしまいますが、航平は真逆のタイプなのです。

「あいつ人の悪口とか言わないし、むしろ褒めてばっかで、そばにいると安心できて居心地よくて。いつも優しい」

太一はたった一人の家族であるおじいさんが入院して心細かったときに、優しく支えてくれた航平のことを思い出していました。

傷を作るのなんて慣れている太一。

「あいつが笑ってくれたら一瞬で治る」

傷を作ってもすぐに治るという打たれ強さは、太一の大きな魅力のひとつなのです。

マヤちゃんの派手な蹴りが2回も炸裂!w


太一の言葉を聞いたマヤちゃんは、思わず太一を蹴り飛ばしました。マヤちゃんスカートw

「それこそ先輩に伝えろっての!弱音を吐くならそれからにしなさいよ!先輩の気持ちを知りたかったら、まずあんたが言わなきゃダメじゃん。いくら離れたって、あんたの声なら先輩に届くんだから!」

太一の声なら航平に届きます。自信を持つように太一を励ますマヤちゃんの腕を、太一は思わず「マヤ!」と叫んで掴みます。

「励ましてくれて、ありがとな」

盛大に照れたマヤちゃんは再び太一に蹴りを入れ、ダッシュで逃げて行きました。

本当は航平にだけではなく、マヤちゃんにも太一の声はよく届いているのです。マヤちゃんだって、本当は太一に心惹かれていたのです。

ヤスの思いやりとマヤちゃんの涙


失恋した心臓がズキズキと痛みながら、大学へ駆け込んでいったマヤちゃん。部室に行くと、そこにはヤスがいました。グッドタイミング!しかしヤスは突然のマヤちゃん登場に動揺しまくりです。

マヤちゃんはサークルの映画鑑賞会が今日だと勘違いしていたようで、慌てて帰りかけるところをヤスが引きとめました。

せっかく来たのだからと、自分が好きな監督が撮ったショートムービーを見せてあげるヤス。

猫が主人公に恋をするという映画に、太一とさっきいろいろあったばかりのマヤちゃんは癒されて、ほんわかしていました。ヤスはそんなかわいいマヤちゃんを見てドキドキしてしまいます。

「あのさ、桜上さんて杉原のこと好きなの?」

「好きですよ。でも恋愛とは違って憧れっていうかファンみたいなものです。心から応援したいと思える人。だから先輩には誰よりも幸せになってほしい」

マヤちゃんは航平への気持ちを淡々と語ります。航平がどんなに太一のことを大切に想っているのかをマヤちゃんは知っているからです。

「だから私はあんなバカ大っ嫌いです…」

ヤスと話している最中に、太一のことを思い出して大粒の涙を流すマヤちゃん。映画が切なくて、と嘘をつくマヤちゃんに、あたふたするヤスは、オロオロするしかなすすべがありませんでした。

テンパったヤスのとんでも行動wでも良い雰囲気に…


なんとかしようと必死で知恵をふり絞ったヤスは、あろうことか自分が着ているTシャツの後ろの裾をひっぱって、泣いているマヤちゃんに差し出しますw

「これ!よかったら使って!!」

しーんとする部室内。すべったー!内心真っ赤になって大後悔するヤスですが、マヤちゃんはその裾をそっと掴みました。

「すみません、少しお借りします」

何この状況!?と理解が追いつかないヤスに、マヤちゃんは安心したのか泣きながら口を開きました。

「すみません。安田先輩にはいっつも情けないところを見せちゃって…」

「いいよ!いくらでも泣いていいから、俺の前では!」

いっぽう航平はよく眠れない日々が続いていました。しかしある夜、人工内耳のパンフレットをゴミ箱に捨てます。

感想まとめ


ヤスーが男を見せましたね!よく言ったヤス!がんばったー!

と思ったのですが、どうやら泣いていたマヤちゃんには聞こえていなかったようで「今何か言いました?」とのこと。ああああ残念。でも本当に聞こえなかったのかな?

泣くマヤちゃんを目の前にしてパニクってシャツの裾(しかも後ろ。前でも嫌だけどw)を出してきたときは、やっちまったなーと思いましたが、マヤちゃんはヤスの行動そのままを受け入れてくれました。

普通にドン引きしてもいいシーンでしたが、スルーせずにシャツを借りてくれたマヤちゃんもいい子です。マヤちゃんが安心して泣ける人がいてくれて良かった。

まだ航平に何も伝えていない太一の背中を押して、太一がマヤちゃんの名前を呼んでお礼を言ったところで、マヤちゃんの失恋が確定しました。

もし2人がもう少し早く出会っていれば、太一の隣りにいたのは航平ではなく、マヤちゃんだったかもしれません。

この2人はケンカップルというか、お互い好きに言い合いながら長く一緒にいられそうで、案外お似合いのような気もします。

でも人との縁って不思議なもので、運とタイミングが重要です。太一をひとり密かに想っていたマヤちゃんの気持ちを思うと切なくて、ほろりとしてしまいました。

今回のことで、マヤちゃんとしてはもう気持ちの区切りはついたんじゃないかな。太一に2回も蹴り(っていうか喝)を入れてくれたしw

ヤスの前ではある程度自分をさらけ出せるということも、マヤちゃんの自覚としてはあるようです。となると、あとは時間をかけてヤスがもうひと押しふた押しして頑張るだけですね。

航平&太一カップルと同じくらい、好感度も高くて超応援したい2人なので、幸せになってほしいです。

次回「ひだまりが聴こえるリミット」14話は6/28発売のCanna66号です。

それではまた「ひだまりが聴こえるリミット」14話の感想でお会いしましょう。

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