酷くしないで9巻5話の感想です。雑誌最新話でコミックス9巻のネタバレになるためお気をつけください。

別れてから廃人同様になってしまった真矢と、充実した日々を過ごしながらもどこか虚無感を覚えながらすごしていたネム。離れた2人はお互いへの想いを強くするのでした。

すぐに会いたいとメールをしたネムの元へ、気持ちを固めた真矢がやってきます。別れてから久しぶりの再会に2人は…。前回の復習はこちら。

酷くしないで9巻4話 ネタバレ感想 ねこ田米蔵

それでは以下、ねこ田米蔵先生の「酷くしないで」9巻5話の感想です。※ネタバレ注意です。

酷くしないで9巻 電子書籍


酷くしないで9巻5話 感想 ネタバレあり


俺は絶対にあきらめない、別れない。


メールをした瞬間、横に立っていた真矢を見つけたネムは、思わず涙ぐんでしまいました。

「答えを待つって言ってたのに、いきなり来てごめん。でも俺は腹を決めたから、少し話せるか?」

真矢のいつになく真剣な表情に、ネムはドキリとしてしまいます。話すとはいったい何を?もしかして返事が遅すぎた?不安なまま2人になれる教室に移動するネム。

すると真矢が口を開きました。

「お前が別れるって決めても、不安だからって理由なら俺は絶対に別れない」

きっぱりと告げる真矢にはもう迷いがありません。

「もうこんなふうにほったらかしにしない。やっぱり俺がいいって思えるように、追いかけるから」

それだけ言って帰るつもりだった真矢は、真っ赤になってべそをかくネムの表情を見て思わず手を伸ばしました。こんな顔を見せられたらもう帰れません。

答えを聞くまでもなく、ネムの気持ちは伝わってきました。心底ほっとする真矢。

お前が好きだ


「また勝手に不安になって君を縛りつけようとしたときは叱ってくれ」

ネムも一生懸命に口を開きます。真矢が照れ屋なのは分かっているけれど、不安になったときは気持ちを言葉にしてほしい。ネムの気持ちは真矢にもじゅうぶん伝わりました。

「お前が好きだ」

改めて言葉にされ、照れてしまうネム。ぴったりとくっついて甘えるネムがかわいいです。2人は日を改めてもう一度ネムの誕生日をやりなおすことで、仲直りは完了しました。

ルカと真矢を力技で仲直りさせるネム


ところが、やり直しバースデーの待ち合わせにネムが連れてきたのは、まさかのルカでした。2ヶ月ぶりのラブラブデートなはずなのに、ルカがいることに真矢は納得できません。

「僕のせいで2人が変なカンジになったら嫌だし…仲直りは早いほうがいいと思って」

「それにしたって今日連れてくるか!?」

怒り心頭の真矢に、ルカもちょっぴり困っています。結局10分ほどお茶したら、ルカは退散するということで、真矢の怒りはなんとか鎮まりました。

ルカにしても、ちょっぴり意地悪をしてしまったネムのほうから連絡があったことに驚いていました。

「真矢はルカといるときはすごく楽しそうだから」というのがネムの言い分ですが、真面目なネムは、自分のせいで真矢が生き生きと働ける機会や友達を失うのが耐えられなかったのでしょう。

「君がいると、あいつはよく働くよ」

ルカはネムに優しい笑顔を向けます。ルカとしても、廃人真矢を見てしまった以上、もうこの2人を引き離そうとは思わなくなったようです。

ひさしぶりのエッチはねっとりエロス


ルカが帰って2人になってからも、真矢のご機嫌はなかなか治りません。ネムのほうからキスをして、ようやく機嫌が直りました。

そのままベッドへ行く2人。服を脱いだ真矢を見て、ネムは真矢が痩せたことに気づきました。明らかに肩が薄くなっています。

「もしかしてまた風邪ひいたのか?君、けっこう軟弱なんだし気を付けなきゃダメだぞ」

自分と別れたせいで真矢が廃人になっていたなど想像もしないネムは、真面目に心配しました。そんなネムに真矢がふっと微笑みます。

久しぶりのエッチに、これまで以上に興奮してしまうネム。それは真矢も同じでした。「すぐにイくかも」とまったく余裕がありません。

「好きだ」と言うとナカが絡みつくネムに、真矢は満足気です。今まで以上にアツい時間を過ごしたあと、ネムは真矢の指輪が薬指にないことに気づきました。

真矢は廃人になりやつれてしまったことで、指のサイズまで変わってしまったのです。それで仕方なく、指輪をはめる指を移動させたのでした。

今度は2人で指輪を選びに行こうと約束する2人。すっかりラブラブに戻りました。

ネムは、真矢と別れている間に、生徒が大学受験に成功したと嬉しそうに語ります。話しながらうっかり泣いてしまうネムに、寂しい思いをさせた真矢はきちんと謝るのでした。

イケメンコスプレなゾンビ真矢


ルカたちと一緒に企画したイベントは大成功をおさめます。真矢のやったゾンビのコスプレがイケメンすぎてSNSで噂になり、ルカもスタッフとして忙しそうです。

ネムは真矢の仕事ぶりに感動していました。ルカと一緒にする仕事ということで嫉妬してしまったけれど、やはり彼氏が生き生きと立派に仕事をしている姿は嬉しいようです。

その後、おとぼけ天然なほんわか沖野くんのおかげで、ゾンビ真矢がネムに嚙みつく2ショット写真が出回り、あっという間に女子たちの間で話題騒然となるのでした。

感想まとめ


長かった真矢の廃人ターンも終わり、ようやく元通りのラブラブカップルに戻りました。よかったー!ここ数か月間、ネムと別れてからの危うい真矢のボロボロな姿を見ていたのでほっとしました。

あのままだったら死んだようにしか生きられないぬけがら真矢になっていたかもしれません。それはルカにとっても何も良いことはないので、やはり真矢のそばにはネムがいてくれる必要がありました。

やり直しバースデーデートに、ルカを連れていくという力技にはびっくりしましたがw

まさかいざこざの原因になったヒトを連れて行くとは。裏で器用に立ち回れない、素直でピュアなネムの真面目さが優勝ということでしょう。

ネムとしては、真矢が楽しそうに仕事をしている姿をまた見たいし、それにはビジネスパートナーであり真矢を輝かせることができるルカの存在が必要だと感じた末の行動なんですよね。

気持ちは分かりますが、嫉妬にかられて恋人の仕事の幅を狭めてしまいそうになったことは、ネムが反省すべき点でもあります。

でもその後の言動で全部チャラになりました。(ネムには甘いw)

力技であっても、ルカと真矢との仲直りを先延ばしにせず、すぐに動いたネムの行動力には感心します。真矢は不機嫌でしたけどねw

次回は7/6発売のマガジンビーボーイ8月号です。予告にお名前がないので7月号はお休みです。単行本作業のためですね。

それではまた次回の感想でお会いしましょう。

ねこ田米蔵先生のBLコミックス




酷くしないで関連本


真矢とネムの単行本未収録の甘々な番外編。電子限定コミックスです。



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