囀る鳥は羽ばたかない36話の感想です。コミックス6巻の続きで7巻の感想になるため、ネタバレにお気をつけください。

悪あがきもむなしく、親である三角さんに最期まで相手にもされず去って行った平田。その後立木会長も亡くなり、三角さんが跡目を継ぐことになりました。

一連の事件の収束と同時に百目鬼を手離した矢代は、真誠会を解散し、退院後に金儲けのための会社を設立します。百目鬼との関係はあやふやなままで…。前回の復習はこちら。

囀る鳥は羽ばたかない6巻35話 ネタバレ感想

それでは以下、ヨネダコウ先生の「囀る鳥は羽ばたかない」36話の感想です。(※ネタバレ注意です)

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囀る鳥は羽ばたかない6巻 電子書籍


囀る鳥は羽ばたかない36話 感想 ネタバレあり


裏カジノのオーナーになった矢代


平田の事件から4年後。矢代は闇カジノのオーナーとなり、金を荒稼ぎしていました。ちょくちょく店舗を変えては、警察の手からも逃れているようです。

しかし警察に届けを出せないからと、強盗に遭い拉致されそうになったりと、危ない橋を渡っている矢代。小姑のような七原には、お小言を言われっぱなしなのでした。

闇カジノを見に来ては、エロエロオーラを放って客に声をかけてみたりと気まぐれな矢代に、七原は「内偵だったらどうするんですか」と呆れ気味です。

4年経ってもオカン七原は健在です。そしてなんと(大卒のw)杉本は、真面目な性格が功を成したのか、ここへきて金を稼ぐ能力が開花し、矢代の仕事に大いに貢献しているのでした。矢代に3000万の入金!すごーい。

前回ラストに出てきた100万円の鳥は、元松原組の城戸のものでした。矢代が売り飛ばすまでに「あと2日待つ」という約束を城戸としているようです。

城戸は10年前にやくざの世界から足を洗っていますが、洗ったと言っても、やっていることは詐欺まがいの投資などの眉唾もの。

矢代としては、昔ヤッた仲だし、今羽振りがいいから遊ばせていましたが、そろそろ厄介者払いしたいといったところです。

三角さんがディズニーラ○ドの衝撃w


矢代が闇カジノの事務所にいると、そこへ三角さんが訪ねてきます。居留守を使おうとする矢代でしたが、時すでに遅し。

闇カジノの店舗は、警察対策として半年に1度は代えているのに、なぜか三角さんはその都度場所を把握して、矢代に会いに来るのでした。

仕方なく三角さんに会う矢代。七原が開けた扉になぜかオデコをぶつけるなど、いきなりの天然ボケ発揮?wと思いきや、これには深刻な事情がありました。※事情は後で判明します。

「闇カジノにノコノコ現われちゃっていいご身分なんですか?」

「俺はどこにだって入れるご身分なんだよ」

相変わらずの軽口をたたいて、近況報告をする矢代と三角さん。ちなみに矢代が闇カジノの店舗を変えても、常に三角さんが探し当てるのは、七原が天羽さんにチクッていたからでした。敵は身内にありw

「三角さんは相変わらず義理事さぼって、天羽さんの手を焼いてるんじゃないです?」

「携帯を切って若い女性と某夢の国に逃亡するなんてことはありません」

「仕方ないだろ!せがまれたんだからよ!!」

三角さんがディズニー○ンドに!?w

慌てる三角さんと、冷静な天羽さんの口ぶりによると、どうやら本当のことらしく、そばで聞いていた七原が思わず吹き出してしまいました。これは誰も七原を責められませんw

今はほぼ一般人みたいなものだし俺も行ってみようかな、などとのたまう矢代に、三角さんは口を開きました。

「夢の国に行こうが行こうまいが、お前は堅気じゃねえだろ。話をそらせて逃げるんじゃねえ」

「別に逃げちゃいませんて。面倒なだけで」

「お前そんなに組を持ちたくねえのか?もう4年だぞ、矢代よ」

この4年で矢代は充分すぎるほどに働きました。洗いきれない金を持て余していると噂になるほどです。つまり、もうそろそろ戻ってもいい頃合いなのです。

「三角さんまだ勃ちます?それとももう萎れちゃいました?」

全部見せろ、俺のモンだろ


矢代の言葉に触発された三角さんは、強引に矢代を別部屋に連れ込みます。

「脱げ。全部見せろ、俺のモンだろ」

急に荒々しくなる三角さん。矢代を脱がせて襲いかかろうとします。しかし…。

「はーすっげーエロくてびっくりした。変わってませんねいきなり乱暴になるとこ」

「うるせーエロいのはお前だ。何なんだ、歳食ってますますエロエロになりやがって」

覆いかぶさったはいいけれど、三角さんは矢代の言う通り勃たないようです。まあほら年齢が年齢ですしね、うん。タイミングとか体調とかもありますからw

爆笑する矢代は慌てることも焦ることもありません。軽口の延長の三角さんが、本気で抱く気がないのも分かっていたのでしょう。三角さんは真顔で矢代に声をかけました。

「戻ってこい矢代。お前が必要だ。俺の頼みを聞け」

矢代に組に戻ってきてほしい三角さん


闇カジノからの帰宅途中、ヤケになった三角さんは「ソープへ行く!」と騒ぎますが、天羽さんに却下されてしまいました。

三角さんが勃たずにやれなかったことも、天羽さんにはお見通しです。口にしないのは天羽さんがデキる男ゆえです。

「もしこのまま矢代さんが組に戻らなかったら…」

「そんなことは万にひとつも許さねえ」

三角さんは、のらりくらりと逃げて、なかなか良い返事をしない矢代を口説くのが今はとても楽しいのでした。

矢代のほうは七原が、乱れた矢代を見て「やっぱ三角の親父は激しいんですね!」と盛大に勘違いをしています。しかもなぜか興奮ぎみでw

矢代も否定せずに適当にあいづちを打ってみたり、矢代と七原の関係も相変わらずな感じで飄々としています。

矢代があきらめられないもの


「社長、眼科に行かないんですか」

車内で真面目に問いかける七原に、矢代は衝撃の内容を口にしました。

「もう見えてないんだから、行く意味ないだろ」

平田に襲われたときの怪我で、矢代は片目を失明していたのです。矢代は、片方が見えるから問題ない、天羽さんには黙っているように、と七原に釘をさしました。

(右目は平田がもっていった。なんなら両方持って行ったってよかった。あの時あきらめたものが、まだここに残ってる)

百目鬼は綱川さんのところに!


綱川さんに会いに行った天羽さん。怪我からも復帰した綱川さんは元気そうで、楽しくはないけれど精神修行になるという釣りにハマっているようです。

「おまえが俺に押し付けたあいつのこと、お前はどこまで知ってるんだ?」

綱川さんは、天羽さんから誰かを世話するように頼まれたのでした。あいつとは…もしや!?

「あの時俺に、預かってくれって言ったよな。帰る場所はどこだ?」

「帰る場所があるわけじゃない。行き場がなかったんだ」

あいつというのは、やはり百目鬼のことでした。

最初は百目鬼のことをお荷物だと思っていた綱川さん。しかし百目鬼はこの4年間とてもよく働き、今では綱川さんにその功績を認められているようです。

綱川さん自身が「あいつが欲しくなった」と言うほどに信頼を得ている百目鬼。そんな百目鬼に綱川さんは興味を持ちはじめ、百目鬼について詳しく知りたくなったのでした。

しかしプライドもあって、今さら下手に百目鬼には聞けません。天羽さんから聞き出そうとしますが、天羽さんにはうまくはぐらかされてしまいました。

綱川さんが釣りを終えて車に戻ると、そこには以前よりも精悍な顔立ちになった百目鬼の姿があったのです。

囀る鳥は羽ばたかない36話 感想まとめ


抗争から4年後ということで、矢代もちょっぴり年齢を感じさせる顔立ちになりました。特に目元のあたりが歳を感じさせます。

三角さんのルックスは変わらず、イケおやじでダンディなままです。矢代を押し倒したときはおおっと思いましたが、とはいえあっちのほうは…おっと誰か来たようだ。

っていうかディズニーランドに行ったとか番外編で1コマだけでもいいから見てみたいです。三角さんとランドなんて、合成写真にしか見えないと思うけど。その前に三角さんに(私が)抹消されそうだけど。

三角さん絶対ミッキーかぶりましたよね?wプーさんのハニーハントとか乗っちゃいましたよね?wwお世話になっているソープ嬢にねだられて、断りきれなかったんですよね?ww

天羽さんがさらっと暴露してるのもじわじわきます。天羽さんナイスキャラ!大好き。

矢代の右目はショックですが、平田の執念を感じてゾッとしました。だから扉におでこをぶつけたんですね。天然ボケとか言ってごめんなさい。。。

矢代が言う「あきらめたはずなのにまだ残っている」ものとは、左目のことでもあり、百目鬼のことでもあるのでしょう。

百目鬼が矢代の右目となって生きていくという選択肢だってあるはずですが、今2人は離れ離れになっています。

2人はこの4年間、一度も接触がなかったのでしょうか。お互いに風の噂として、それぞれの様子が耳に入っていてもおかしくはなさそうです。

百目鬼がまっさらな一般人になったわけではなく、綱川さんのところで世話になっているという事実は、我々の目には救いになりますね。

正直もう百目鬼は一般人には戻れないだろうとは思っていましたが、矢代から近からず遠からずの距離にいてくれるというのは嬉しいことです。そのうち接触できるでしょうし(願望)

百目鬼のルックスが、精悍になって凄みが出ていてかっこよくなっていました。でもクソ真面目な天然っぷりは変わっていません。

綱川さんに、釣った魚を「みやげ」とかいって押しつけられても、真顔で「いただきます」とか言ってるしw百目鬼そゆとこww

やはり人間の本性は4年ではそうそう変わらないものです。かっこよさはマシマシになっても本質的には変わっていない百目鬼を見て、なんだか安心しました。

矢代はあの悪徳刑事ともまだ繋がりがあるようです。矢代に分がありそうな雰囲気ですがどうなんだろう。城戸ともひと悶着あるのでしょうか。

それにホラ、お、俺達の竜崎は?(小声)

どうやって百目鬼と矢代は再会するのでしょうか。今はしぶっている矢代が組に戻ったときでしょうか。矢代だって三角さんのお願いを無下に断れないですもんね。

平田のことが収束したら、もうこのお話も終わりが近いんだろうなと寂しく思っていましたが、まだまだ2人の関係が簡単にはまとまらなさそうで、続きが気になりすぎます。

次は1回お休みで、次回は9/30発売のイァハーツ2019年11月号です。長いよー待ち遠しいよー。

それではまた「囀る鳥は羽ばたかない」37話の感想でお会いしましょう。

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