花恋つらね32話の感想です。ネタバレになるのでお気をつけください。

初めての壁にぶち当たった源介が成長を見せた新春歌舞伎の舞台が無事に終わりを迎えました。惣五郎と共に壁を越えた2人はお泊りを約束します。

打ち上げの延長程度の認識だった惣五郎は源介の部屋でドギマギ。いっぽう準備万端の源介は優しく惣五郎に触れました。前回の復習はこちら。

花恋つらね5巻31話 ネタバレ感想 夏目イサク

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花恋つらね5巻32話 感想 ネタバレあり


まずは指で慣らそうとする源介


事前にネットで勉強してきた準備万端の源介は惣五郎を指で翻弄します。痛くはないし源介の指なら…と受け入れる惣五郎。

すると、ある場所に触れた源介に惣五郎はビクリと反応します。

「今なんかした?」

惣五郎の反応に源介はすぐにピンときました。ぐりぐりとそこばかりを指で責めはじめます。

いいところを攻められて涙目でビクビク震える惣五郎の妖艶な姿に、源介は興奮を隠せません。

気持ち良すぎてたまらなくなった惣五郎は、腹筋を使って上半身を起こすと、反撃とばかりに源介のモノをぎゅっと握りました。

入れていいなら遠慮しねえ!


いきなり中心を掴まれて焦る源介は「今日はおれのことはいいよ」と口を開きます。

源介としては、とりあえず今日は惣五郎に少しでもエロいことに慣れてもらおうとだけ考えていたのでした。実際まだ指2本でもかなりキツキツです。

「入れないの?」

「ここで無茶して今度こそほんとに一生無理ってなったら困るし」

惣五郎は今日はもう最後までするものだと思っていたようですが、源介は惣五郎の体のことを思って遠慮するのでした。とはいえギリギリのところで耐えています。

「今ならいけると思ったんだけど…」

しかし惣五郎からのゴーサインに頭の中で何かが弾けた源介は、いきなり惣五郎を押し倒します。

「入れていいなら遠慮しねえ」

変なの。なんか嬉しい


「でももう二度としないとかなしな」

興奮状態の源介は、服を脱ぎすてて惣五郎に覆いかぶさります。しかしいざ挿入すると、やはり痛がる惣五郎。

「けど変なの。なんか嬉しい」

痛みで今にも泣き出しそうな惣五郎ですが「嬉しい」と、かわいいことを言って源介に抱きついてきました。あまりの愛らしさにぐっときた源介は、思わず「大好き」とつぶやきます。

その言葉にあわあわする惣五郎。あまーい!

結局すぐに抜いてもらって、2人の初エッチは一瞬だけの成功となりました。

源介の兄・蔦丸さんにバレた!


翌朝、源介の兄の蔦丸は、惣五郎が家に泊まっていることを知って驚きます。

未成年の源介と惣五郎は打ち上げで飲み歩くことができませんが、蔦丸はどうやら最後の舞台の後、仲間たちと夜通し飲み歩いていたようです。

蔦丸は惣五郎のことを少しずつ認め始めていました。稽古などで惣五郎のことを知ってみれば、一生懸命に練習をするし、イメージよりもちゃんとしていていい子だったからです。

それに、源介と惣五郎が仲良くしていなかったら、蔦丸が尊敬する菊右衛門に稽古をつけてもらうことも敵わなかったかもしれません。

弟と惣五郎を寝起きドッキリで驚かせようとほくそ笑む蔦丸。そっと源介の部屋のふすまを開けました。

するとそこには1つの布団で裸で眠っている2人の姿が!

見てはならないものを見てしまった蔦丸は、思わずそっと扉を閉めて呆然と立ち尽くすのでした。

花恋つらね32話 感想まとめ


うわ、せっかく蔦丸さんがデレかけたかと思ったら、一番知られたくないタイミングで交際を知られてしまいました。

ひー!どうするどうなる源介&惣五郎。

芸能の世界では珍しくないこととはいえ、実の弟の生々しい姿を見てしまった蔦丸さんはショックを受けたはずです。

2人の関係に気づく人が増えれば増えるほどリスクは高まるし、噂として広まっていく可能性もありますよね。

すでに源介と惣五郎の交際は、菊右衛門さん(と記者)も気づいています。今回ここに蔦丸さんが加わりました。

芸のためになっているのなら、と2人の関係を見守る感じになってくれればいいのですが、はたしてどうなるでしょうか。

当の本人である源介と惣五郎は、まわりの大人に知られているなんて夢にも思っていないところが、嵐の前の静けさのようでちょっと怖いです。

せっかく初エッチが一応成功(?)して、また1つ大人の階段を上ったナイスカップルに、あまりツライ試練を与えないでほしいな。

スイッチが入った源介の本気のエロターンが見たいし、惣五郎が快感に震えるえっろい姿ももっと見たいです。

ラブラブで甘々な幸せが少しでも続きますように。蔦丸さんもそっとしておいてくれますように。(たぶん無理だろうけど)

次回は11/14発売のディアプラス12月号です。

それではまた「花恋つらね」33話の感想でお会いしましょう。

追記)33話の感想を書きました。

花恋つらね6巻33話 ネタバレ感想

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