ジェンダーレス男子の新人俳優の出現、さらには過去にいろいろあったらしき卯坂さんとアリス先輩も巻き込んで、またひと波乱ありそうなちゅんたかカップル。
2人は次にやる2人芝居のパンフの撮影に入っていました。カメラマンに煽られた高人がチュン太を引っ張るようにして撮影は進みます。前回の復習はこちら。
抱かれたい男1位に脅されています7巻3話 ネタバレ感想
それでは以下「抱かれたい男1位に脅されています」の7巻4話の感想です。※ネタバレ注意です。
抱かれたい男1位に脅されています7巻 電子配信
抱かれたい男1位に脅されています7巻4話 感想 ネタバレあり
高人の底なしの魅力にひっぱられるチュン太
「いい葡萄が2房あるんだ。今にも弾けそうな腫れた果肉を持て余したいい葡萄が。なあ月よ」
カメラマンの長谷川さんに乗せられた高人が、何かに乗り移られたかのような芝居をすると、チュン太はそれに魅了されてしまいます。
魅惑の瞳に引きずり込まれたチュン太は、激しく乾いた飢えを感じさせる表情を見せました。思った通りのいい絵が撮れて満足気な長谷川さん。
固唾をのんで見守っていたスタッフたちからも思わずため息と拍手がこぼれました。2人芝居のパンフがバカ売れするのはもう目に見えています。
迫真の芝居の後、ふと気を緩めた高人は、チュン他の様子がおかしいことに気づきました。
「おい、どうした?」
「すみません!俺、トイレ行ってきます」
そっとその場を離れるチュン太。高人はチュン太の笑顔と態度がよく分からずにポカンとするのでした。
俺のボタン、馬鹿になったら大変ですよ。
「今日の撮影はやりきったな!」
高人は家に帰ってからも今日の仕事の出来栄えにご満悦です。チュン太は撮影で高人にひっぱってもらったことを素直に認めていました。
「お前はスタートダッシュが遅いんだよ。ま、俺との仕事のときは安心しろよ。この西條高人がガツンと起動ボタン押してやる」
ご機嫌にチュン太のほっぺたをツンツンする高人。チュン太は「俺のボタン、馬鹿になったら大変ですよ」ぼそりとつぶやきました。
ベッドで高人に迫るチュン太を高人も止めません。しかし高人はチュン太触れられながら、ひとつの変化に気づいていました。
(こいつ、やたら優しく触るようになったな)
じれったさを感じる高人ですが、もちろんそんなことは口が裂けても言えません。チュン太は丁寧に舐めたりキスをしたりを繰り返し、何をするにしても「いいですか?」と許可をとるようになりました。
「もう無理、少し休ませ…」
イヤイヤと言うとすぐにやめるし、もう無理だと言うと慌てて中断するなど、強引さは皆無になったチュン太。高人はこれまでとのあまりの変化にモヤモヤします。
(もしかしてこいつ、俺の反応にめちゃくちゃ過敏になってる?)
顔面騎乗からのレス生活へ!?
高人の観察によると、チュン太はこのところずっとそんな感じで、高人が嫌がったらすぐにやめるようになっていました。
少しでも高人がNOと言いかけるとチュン太はパッと手を止めます。強引さはどこへやら。常に「○○してもいいですか?」とエロいことをするのは許可制です。
NOと言ってしまうと止めてしまうため、高人は仕方なくOKを出します。そんなチュン太の変化になすすべもなく、高人は悔しいやら恥ずかしいやらでいっぱいいっぱいになってしまうのでした。
「下を脱いで俺の腰に顔をおろしてくれませんか?あ、嫌ですか?顔面騎乗」
恥ずかしい恰好も、チュン太のお願いは断れません。やったことがない体位も、高人は自らやってしまいます。
「すごい。こうしてるとまるで高人さんから俺に見せてくれてるみたいだ」
真っ赤になってチュン太の顔にまたがった高人は、うしろに息を吹きかけられただけで感じてしまいます。そのまま舐めて激しく吸われてイッてしまう高人。
「いい加減にしろ!このバカ天使!」
「はい!いい加減にします!」
恥ずかしさMAXで思わず大きな声を出して抗議する高人に、チュン太は「拒否られたら止める」を忠実に守るのでした。
かくして2人は、付き合い始めて初のセックスレスになってしまいます。
感想まとめ
高人におあずけして爆発を待つというよりも、チュン太自身が自分の高人への激情をコントロールしようとして踏ん張った結果こうなったって感じですね。
パンフ撮影で高人の本気を見たチュン太がトイレに直行してて思わず笑ってしまいました。いやチュン太本人は笑いごとじゃなかったでしょうけど。
チュン太としては、高人にあてられちゃった、という軽いものではかったのでしょう。
猛る想いをミンティアを噛みしめることで抑えてきたはずなのに、そのミンティアを箱ごと捨てちゃうくらいですから。
チュン太にとって高人は、仕事でも私生活におけるエロスでも、どこまでも自分を引き上げてくれる大きな存在だということです。
思った以上に仕事で刺激を与えられて、高人の底知れない魅力にじわじわと自分の自制していた天使の仮面を剥ぎ取られるような感覚があったんだろうな。
性欲が強いチュン太がレス生活に突入しちゃって大丈夫なのでしょうか。それこそ爆発しちゃったときが大変なのでは?主に高人が。
っていうか高人だって、強引さの欠ける優しいだけのチュン太には物足りなさを感じているわけだし、これはレス生活が明けたときが楽しみですね。
チュン太の起動スイッチが馬鹿になっちゃった日には、どんな激しいエロスが待っていることやら。
卯坂さんとアリス先輩、出落ちキャラじゃないよね?wなナイト君も、今後どう話に絡んでくるのかワクワクします。
次回は12/7発売のマガジンビーボーイ1月号です。
それではまた次回の感想でお会いしましょう。
追記)続きの感想を書きました。
抱かれたい男1位に脅されています7巻5話 ネタバレ感想
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