飴色パラドックス17話前編の感想です。コミックス6巻の感想になるのでネタバレにお気をつけください。

昔の友達だった三条くんとの交流が復活た蕪木。間に入った尾上は三条くんから「親友の座を奪う」宣言されてしまいます。2人の関係を知らない三条くん。

一瞬モヤモヤする尾上でしたが、蕪木が好きなのは自分なのだと理解するとほっと一安心。結局2人はラブラブなのでした。前回の復習はこちら。

飴色パラドックス5巻16話 ネタバレ感想 夏目イサク

それでは以下、夏目イサク先生の「飴色パラドックス」17話前編のネタバレ感想です。

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飴色パラドックス17話前編感想 ネタバレあり


インフルエンザの流行で多忙な2人


尾上の家に入り浸る蕪木に文句を言ったら「じゃあいっそ2人で済むか?」と言われた尾上。しかし実際そうするには会社への説明がやっかいです。

バタついている間にその件は保留となりましたが、尾上はちょくちょく物件サイトをチェックするようになりました。

蕪木には「時間があるときにたまにチェックしてただけ!」などと慌てますが、尾上は同棲にはかなり前向きです。

ところが部屋を見に行くくらいはできても、近々引越しをするとなると仕事がつまりすぎていて難しい。

なぜなら12月の年末進行に加えて社内でインフルエンザが流行し、休む社員の穴埋めで全員がちょっとしたパニック状態なのでした。

カメラが扱えてフットワークの軽い蕪木は、あちこち走り回っています。免許を持っていてカメラもそれなりに扱える後輩の笠井も、変則的に動いていました。

尾上は紙面づくりの文章まわりをフォローしています。日付が変わるぎりぎりまで働き、終電生活が続く尾上。家にはほとんど寝るためだけに帰っているような日々です。

なんだかんだ同居を楽しみにする尾上


あまりにも多忙すぎてお互いに連絡もままなりません。しばらく全然ゆっくりと会えていないことで、尾上はへこみ気味でした。

移動中、そっと不動産サイトを見ては一緒に暮らすことを想像してため息をつく尾上。

以前は思い付きでそういうのも楽しいかもと同居の話をしましたが、こういう時はやはり一緒に暮らしていたほうがいいのかもしれないと思い始めます。

これまでは、会社に行けば毎日会うから別に急いでする必要はないと思っていた尾上ですが、こうもすれ違いが続くと少し考えが変わってきました。

(毎日じゃなくてもイチャイチャはできるよな)

物件サイトを見ながら尾上は思わず同居の妄想をしてニヤつきます。しかしこの12月を乗り切るまでは当面一緒に暮らすなどは夢のまた夢なのでした。

物足りない尾上とまだ余裕な蕪木


会えない日が続き、自分自身も終電の毎日。へとへとになって帰りついた尾上は、やっとの思いでベッドにダイブすると、最近ずっと蕪木と会えていないと落ち込みます。

もう1か月くらいはチューすらもしていません。しばらく会えないのは初めてではありませんが、このところずっと一緒に住む妄想ばっかりしてしまう尾上。

(こんなんじゃ物足りねえ)

ひとりで凹んでいると蕪木から久しぶりに連絡がありました。疲れ果てた様子の蕪木は、尾上の家に来てもパソコンを開いて仕事をしています。

食事もとらずに仕事を片付けようとする蕪木に、尾上は心配顔です。

「お前ちょっと仕事まわされすぎなんじゃね?」

「ほかにカメラで手が空いてる人間がいないからしょうがねえだろ。先に寝てろよ」

そっけない蕪木に、尾上はむくれてしまいました。そんな尾上を見た蕪木は軽くキスをします。

「なんだよエロいこと期待してたのか?」

「は!?違うし!バーカ!寝る!」

軽くいなす蕪木は再び仕事に集中するのでした。

蕪木の働き方が心配な尾上


翌朝、尾上が起きるとすでに蕪木の姿はありません。昨夜の夕食のコンビニ弁当も食べずに置いたまま先に出社したようです。

外出の多い蕪木には会社でもなかなか会えなくなり、尾上は蕪木の体調を心配するようになりました。あんな生活をしていたらそのうち身体を壊しそうです。

(こういうとき一緒に住んでたら、もうちょっと様子もわかるんだろうな)

尾上は、時間があるときに同居の話を進めておけばよかったと後悔します。すると出先からいったん会社に立ち寄った蕪木の姿を見かけました。

追いかけていき、まわりに人がいないことを確認すると、ぎゅっと蕪木を抱きしめる尾上。

「ちょっと痩せた気がする!」

尾上は蕪木を心配して声をかけました。

考え方が合わない!


「仕事しすぎ!」と主張する尾上に「仕方ないだろ」の一点張りな蕪木。

「マジでやばかったら休むし。どうにかするから大丈夫だって」

「じゃあせめて元気が出るものでも食べに行こうぜ」

なんとか蕪木を休ませたい尾上ですが、蕪木には通じません。しなければいけない仕事が山積みで食事に行く余裕などないのです。

「あーもうしつけーな」

うるさそうに言う蕪木にムッとする尾上。世話を焼きたくてもそれができないことがもどかしいのです。しかし蕪木は冷たく言い放つのでした。

「余計なことは考えたくない。こんな時は俺は一人のほうが楽だよ」

「考え方が合わねえ」

売り言葉に買い言葉のようになってしまう2人。

「おれら同居はやめたほうがいいかもな。こういうときに顔合わせっぱなしなんてキツいだろ!」

尾上の言葉に蕪木はため息をつきました。

「そうかもな。考え直すわ」

飴色パラドックス17話前編 感想まとめ


うわあ、この手のすれ違いって男女でも起こりうる問題ですよね。

無理しがちな蕪木を心配する尾上は、世話好きでつい人の様子や体調が気になって、あれこれと口出しするタイプです。

いっぽう蕪木は、仕事に関しては集中してこなしたいため、多忙な時には余計なことを考えずにそっとしておいてほしいタイプ。

私もどちらかというと蕪木タイプで、あれこれと口うるさく言われると余計に疲れてしまうため、蕪木の気持ちがよく分かります。

要するに仕事以外の余計な事に気を回したくないんですよね。余裕がないときは特に。

何を言われようとも、仕事は終わらせなきゃいけないわけですから。

ただし、食事や睡眠を削ると後でそのツケが回ってくるのも事実です。人は食べて眠らないと仕事の効率も悪くなってしまいます。

実際、蕪木は顔色も悪いから心配ですね。倒れないといいけど。

尾上のような世話好きな人がそばにいるのは、いちいちうるさい&めんどくさいというデメリットもあれば、言われたらせめて食事くらいはちゃんと摂るというメリットもあるわけです。

とはいえもう大人なわけですから、あまりギャンギャン言われると、蕪木のように自己管理くらいできると言いたくなってしまう。

このあたりの価値観のすり合わせをしていくことが、蕪木と尾上には必要なことになってきそうです。歩み寄りが大事。この先一緒に暮らすのならなおさらです。

今はお互いに疲れていることもあって、売り言葉に買い言葉でケンカのような雰囲気になりましたが、仕事が落ち着けば話し合える2人だと信じています。

尾上のラブラブ妄想が、早めに現実のものになりますように。

次回は5/30発売のシェリプラス7月号です。

それではまた飴色パラドックス17話後編の感想でお会いしましょう。

追加)18話の感想を書きました。

飴色パラドックス6巻18話 ネタバレ感想

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