顕の誕生日の翌日、無事にエッチを済ませた星は絶好調です。甘い時間を楽しく過ごす幼馴染DK2人。顕の兄の京一も2人の関係を知り受け入れてくれました。
星ママ企画でバースデーパーティが開催されると、京一の友人・秀も息子の晴人くんを連れてやってきました。前回の復習はこちら。
明日はどっちだ6巻31話 ネタバレ感想
それでは以下、山本小鉄子先生の「明日はどっちだ!」32話のネタバレ感想です。
明日はどっちだ!7巻 電子書籍
明日はどっちだ7巻32話 感想 ネタバレあり
一生DTを卒業できない星
2人そろって通学中、ニヤつく顔で幸せそうな星。
「祝!童貞」
「バカ星お前はまだ童貞だよ」
「なんで?ヤッたじゃんか」
「残念ながらお前は一生そのままだ」
ある意味爆弾発言の顕に、星は意味が分かっていないのでした。平和でラブラブな2人です。
学校につくと、フミが顔を腫らせて困ったような顔をしていました。驚く星はフミに声をかけます。
「まさか大前田にやられたのか?」
「そんなわけないだろ。むしろ純ちゃんには内緒にしたい」
言葉を濁すフミを放っておけず、星は昼休みに一緒に昼食を食べることにしました。星の誘いを断り切れなかった顕も、しぶしぶですが一緒にランチタイムです。
珍しくグループでお昼ご飯を食べる顕に、ざわつくクラスメイトたちw
大前田を守ろうとして怪我をしたフミ
フミは大前田家に土曜に遊びに行った帰りに、大前田を恨んでいる他校の生徒に絡まれてぼこぼこにされたのでした。
「純ちゃんの敵は俺の敵だ」
フミを人質にとって大前田を呼び出そうとしていた他校生に、フミはそう言い放ちます。
そしてたったひとりで向かっていき、大前田を守ろうとしたのでした。ぼこぼこにした後で、フミに伝言をする他校生たち。
「大前田に伝えとけ。火曜の4時にこの場所に1人で来いってな」
一連の流れを聞いた星は、大前田に話すようにフミを諭します。しかしフミはあくまでもひとりで解決すると決めていました。
「そんなん無茶だろ!」
「不利だよね。だから金属バットは持っていこうと思ってる。ほんとは斧にしたいんだけど」
顕はクールな態度を崩しませんでした。顕に嫌われていると自覚しているフミは、自分で何とかするの一点張りです。
突然の猛ダッシュが悲劇の始まりだった
大前田と仲間たちに顔の傷を見られないよう、学校内をコソコソと移動するフミ。子供のころ自分を壁にしていたフミを思い出した顕は、フミにクールに告げます。
「そいつらに頼れよ。昔みたいに壁にすりゃいいじゃねーか」
「俺、顕ちゃんに嫌われて当然のことしてたよね。自分の損得でしか人間関係考えない最低なやつだった。心配しないで、黛は巻き込まない」
顕は、去っていくフミの後姿を複雑な表情で見送ります。
いっぽうフミを放っておけない星は「ただのつきそい」という理由で、フミについていこうとしていました。「つきそいのつきそい」として、なぜか山口君も一緒ですw
顕の手前もあり、星を巻き込みたくないフミは「気持ちだけもらっとく!」と待ち合わせ場所に向かって突然のダッシュ!
指定の場所に着くころには、3人ともゼイハアと息を切らせて満身創痍というありさまです。
遅れてやってきた大前田と仲間たち
待ち合わせ場所には、当然のように複数の他校生がいました。大前田ひとりに対して大人数という卑怯な手段です。
「何もできねーのな。弱っちいペットは」
「ダチを悪く言うな!」
フミを侮辱されてブチ切れた星は果敢に他校生に向かっていきます。しかし相手の人数が多すぎるため、どう見ても不利な状況です。
思わず持っていた金属バットを手にするフミ。しかし子供のころ、ハサミを持ち出して顕と京一に止められたことが頭をよぎります。
一瞬迷ったものの「お前は弱くない」と言ってくれた星や大前田を裏切りたくないフミは、バットを置いて素手で加勢するのでした。
とはいえ相手の人数が人数なので歯が立ちません。そこへ強力な助っ人として顕が来てくれました。さらには大前田と仲間たちも駆けつけます。
かっこよく現れたかに見えた大前田たちですが、全員激しく息切れした瀕死の状態ですw
「道に迷っ…いやとにかく片をつけよう」
ダチなんだから頼れって
顕と大前田たちの加勢もあり、なんとか他校生を片付けた星たち。大前田は実は昨日星から今日のことを聞いていたのでした。
大前田も仲間もみんな不満そうに怒っています。
「水くさいって怒ってんだ。ダチなんだから頼れって」
「うん。ごめん」
「みんなはともかくなんで俺に言わなかった」
「純ちゃんを守りたかった。うざいし重いよね。でも好きだから」
涙ぐむフミに、照れて赤くなる大前田なのでした。
星と顕をのぞき見する京一兄w
いっぽう顕がすぐに来れなかったのは、急に星たちがダッシュしたからで、追いかけて探していたからのようです。すべては猛ダッシュが原因だった…w
「来てくれてありがとな」
帰り道、そっと顕の腕をつかむ星。顕はそんな星の手をぎゅっと握るのでした。
そのまま顕の家でいちゃつく2人。さっきの喧嘩のけがもあり「すぐに入れるのは痛い」という星を顕は無理させません。
乳首を舐めて触って盛り上がる2人。
「変なの。さっきまでケンカしてたのに今は顕とエロいことしてる」
「バカ星。ちっとも人の言うこと聞かねえ」
甘い時間を過ごす2人でしたが、ふとドアが開くと京一兄がこちらをじっと見ているではありませんか!ぎょっとする星&顕。
「玄関開けたら星のエロい声聞こえたからよ。男同士っつーの興味あったしちょっと覗かせてもらったけど、いやすげーな。生は迫力あるわ」
真っ赤になった星は、顕に八つ当たりをするのでした。
明日はどっちだ32話の感想まとめ
ちょw京一兄、何かに目覚めた感じですかw顕と星で予習?みたいな。秀とどうにかなるのも時間の問題のような気がしてきました。
今回、フミが自分の昔の行為を反省して、卑怯な手を使わないという選択をしたのは彼の成長だなと思いました。
高校生でそういうことに気づけてよかったですよね。まあこの場合、バットを持ち出しても卑怯にはならないような気もしますが。
フミと大前田のあんなことやこんなことを、顕と星が想像してドン引きしているところは笑ってしまいました。
あのコワモテ大前田のキスシーンとか事後とか、顕や星からすれば絶対に知りたくはないですもんね。
フミサイドの駆けつけた全員がゼイゼイと瀕死の状態なのもじわじわきます。大前田に至っては迷子とか、なんでそんなに憎めないんだ大前田。大好きです。
巻き込まれ体質の山口くんに幸あれと祈るばかりです。山口くん本当にいい子。星の親友なだけあります。
次回は7/31発売のイァハーツ2020年9月号です。
それではまた「明日はどっちだ」33話の感想でお会いしましょう。
追記)33話の感想を書きました。
明日はどっちだ7巻33話 ネタバレ感想
山本小鉄子先生のBL漫画
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