飴色パラドックス18話の感想です。雑誌の最新話でコミックス6巻の感想になるのでネタバレにお気をつけください。

社内でインフルエンザが流行し、人手不足に拍車がかかる編集部。蕪木と尾上もヘルプで多忙を極めていました。同居話もおあずけのままです。

忙しすぎる蕪木を心配してつい口うるさく世話を焼いてしまう尾上は、蕪木にうざがられてしまいます。売り言葉に買い言葉で「同居はやめる」と言い出しますが…。前回の復習はこちら。

飴色パラドックス6巻17話前編 ネタバレ感想

それでは以下、夏目イサク先生の「飴色パラドックス」18話のネタバレ感想です。

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飴色パラドックス5巻 夏目イサク



飴色パラドックス18話感想 ネタバレあり


笠井と飲みに行くヘロヘロの尾上


売り言葉に買い言葉で「同居しないほうがいい」と言ってしっまった尾上は、その夜一睡もできませんでした。

結局どうしたらいいのか分からず連絡をしなかったし、蕪木からも音沙汰はないままです。

心配だっただけなのになんであんなことを言ってしまったのかという気持ちと、蕪木に「余計なことを考えたくない」と言われて、自分は余計な存在なのかと悲しくて悔しい気持ちで、尾上はぐるぐる悩みます。

眠れない夜を過ごし、ヘロヘロになって出社した尾上は、仕事を終えてから笠井に飲みに行こうと声をかけました。蕪木とは社内でも会っていません。

マサやんの居酒屋に行く尾上&笠井。

マサやんは、尾上が居酒屋に来て、また蕪木に嫉妬されるのは嫌そうですが、ここ最近は尾上がちゃんと説明していたからか、蕪木の態度も軟化してきていました。

それよりも笠井のダメージが微妙に大きいようで、尾上と蕪木の同居話を聞いたときから、ずっとフリーズしたままですw

「俺は忙しいとき一人のが楽っての分かるな」

マサやんの言葉に尾上は驚きました。

すごくめんどくさい男だったw


「普通に考えてみ。お前だってクソ忙しいときに親あらあーだこーだしつこく言われて、うるせーって思ったことあるだろ」

尾上は実家を出て社会人1年目のときに、マサやんによく愚痴っていたのです。

(確かにちょっとしつこいところがあったかもしれない…)

メシメシ寝ろ寝ろと、口うるさく言ってしまったことを思い出して反省する尾上。

(えっおれすげえめんどくさくない?)

今さらながらに自分のウザさに気づいて真っ青になります。「考えが合わない」と蕪木に言われたことを思い出して、いっそう冷や汗が出てきました。

「これまじでヤバイ方向に行ってるかも。おれ本気であきれられたかも」

尾上は、次蕪木に会ったら別れ話されるかもしれない、と震えます。しかし尾上の極端な想像に、笠井はちょっとあきれモードです。

「そういう時はちゃんと話し合うしかないんじゃないですか。放置したら間違いなく破局します」

実は女の子と同棲していたことがある笠井は、話し合いをせず結局半年ですぐ別れたという苦い経験がありました。

とうとう蕪木がぶっ倒れた!


笠井のアドバイスを受けて、とりあえず次に会ったら謝ろうと決めた尾上。勢いでけんか腰になったことをまず謝って、それから蕪木の言い分を聞こうと思っていました。

そのつもりだったのに、当の蕪木は仙台出張やら大阪出張やらで全国を飛び回っています。年末だからリークが多く、裏を取る作業で人が足りていないのです。

尾上は、あまりにも大変そうな蕪木にメールを送るのも気が引けてしまい、そうこうしているうちにクリスマスも終わり、怒涛の年末進行に追われていきます。

蕪木と話せないまま1週間が過ぎ、情報屋のカオリさんから編集長に連絡が入りました。

クラブのオーナーでもあるカオリさんは、ときどき週刊誌に情報提供をしてくれているのです。

それによると、カオリさんのクラブで蕪木が倒れたらしく、尾上は様子を見てくるように頼まれました。

蕪木は尾上より体力もあり、多少無理しても、倒れて周りに迷惑をかけるような下手なことは絶対にしないタイプです。

その蕪木が倒れるなんて、よっぽどのこと。

(迷惑がられてもどっかで電話1本でもかけておけばよかった。とにかく無事でいてくれ!)

クラブに向かう尾上は後悔の気持ちで頭がいっぱいになるのでした。

爆乳のお姉様に膝枕されている尾上


クラブに到着すると、カオリさんが待ち構えていました。スタッフルームに通される尾上。

「カブのやつ、開店前にいきなりふらっと来たと思ったら、これ以上運転したら事故りそうだから、ちょっとだけ寝かせてくれって。そこからずーっと爆睡よ」

見れば蕪木は、きれいなお姉さん(巨乳)に膝枕をしてもらって爆睡しています。目の前の光景を信じられない尾上は、何度も目をこすって現実を受け入れましたw

「起こしても全然起きなくて!そろそろ引き取ってもらおうと編集長に連絡したの」

「つまり…これは寝てるだけですか…?」

尾上は、心配したのに何をしているのかと頭を抱えます。蕪木は来るなり、ほとんど気絶するように眠りに落ちたのでした。

元看護師のカオリさんは、爆睡しているだけで特に異常はないと判断して、そのまま寝かせておいてくれたのです。

人を頼ることを知らない蕪木


(まあ無事でよかった)

尾上はほっとして座り込んでしまいます。

「ごめんなさいね。なんか大げさに伝わってた?」

「あ…いえ」

「あたなたたち本当に仲良くやってるのね。まさかカブにそこまで心配してくれる人がいるなんて」

へたりこんでしまった尾上を見てカオリさんは笑顔です。尾上は思わずちょっぴり愚痴ってしまいました。

「俺なんか全然ですよ。ここまで疲れてても電話1本かかってこない間柄ですし」

「カブは頼ってこないでしょ。この子、人に頼るってことをまったく考えないのよね」

カオリさんは、蕪木が10代のころから知っていますが、今まで1回も頼られたことがありません。世話を焼くと「借りは返すんで」などと言われていました。

小さいときから両親とあまりうまくいっていなかった蕪木は、誰かに頼るという経験がなく、大人になってしまったのでした。

尾上が蕪木を起こすのを見ていたカオリさんは、蕪木が寝ぼけて尾上を抱き寄せるのを見て驚きます。

カオリさんが揺り起こしても全然起きなかった蕪木が、尾上の言葉には反応したのです。しかも自分の胸に抱き寄せて。

突然の安眠妨害に目覚めた蕪木は、ハッとしてつぶやきます。

「どこだここ…」

「カオリさんのお店」

飴色パラドックス18話 感想まとめ


自分が口うるさいオカンのようになっていたことを反省する尾上。蕪木にとってめんどくさい人になっていたことにも自己嫌悪しています。

マサやんの言葉はもっともで、多忙でぐったりしているときに「メシメシ風呂風呂寝ろ寝ろ」とネチネチ言われたら、善意であってもうざいなと思ってしまいます。

笠井が同居話に地味にショックを受けているのはじわじわきました。今の笠井は、吹っ切れているようなそうでもないような、微妙なところです。超いいやつなんですが。

蕪木については、これまで人に頼ることをせず器用に生きてきて、これからは人を頼って甘える経験を積んでいけるといいですね。

それができるようになれば、生きるのが今よりずっと楽になると思います。

蕪木といえど何でも全部ひとりでこなすのには限界があるのだから、尾上のようにちょっぴり口うるさいくらいの存在がいると、バランスが取れてちょうどいいのではないでしょうか。

とはいえ、むちむち巨乳美女のひざ枕で、のんきに爆睡していた蕪木には、後で尾上がお仕置きをする必要がありそうですw

今回の飴パラは前後編になるはずだったのですが、終わらなかったから短期連載という形になったようですwウェルカーム!

というわけで次回は7/31発売のシェリプラス9月号です。

それではまた飴色パラドックス19話の感想でお会いしましょう。

夏目イサク先生のBLコミックス




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