抱かれたい男1位に脅されています8巻34話の感想です。

会話のなかで高人はうっすらとナイト君の背後にいる怖い人達の存在に気がつきます。しかし当のナイト君本人はまったく悪気はなく、役者として大先輩の高人に懐くのでした。

チュン太の人を惹きつける魅力について改めて思う高人は、フーミンの悪行によって突然連れ去られてしまい…。前回の復習はこちら。

抱かれたい男1位に脅されています8巻33話 ネタバレ感想

それでは以下「抱かれたい男1位に脅されています」の8巻34話の感想です。※ネタバレ注意です。

抱かれたい男1位に脅されています8巻 電子配信


抱かれたい男1位に脅されています34話 感想 ネタバレあり


高人のピンチにも冷静になって動くチュン太


フリスクを噛みしめ、ギリギリのところで自分を保っているチュン太。なにせ高人からのアプローチをことごとくスルーして、ずっと我慢してきました。

崖っぷちのところで踏みとどまっているチュン太に、高人からのラインが入ります。

そこに映っていたのは、目隠しをされ、手足を縛られた愛しい人の姿が!

明らかにただ事ではない状態の高人の姿に、チュン太は一瞬呆然としてしまいます。

地図とともに送られてきた「ここに来い」というメッセージを見たチュン太は、スマホを掴んで勢いよくドアへ向かいました。

ところがふと、その場に深呼吸をして留まります。何度か深い呼吸を繰り返して、冷静になろうとするチュン太。

「状況把握、犯人、動機、関係、証拠、リスク…」

チュン太はぶつぶつと独り言をつぶやきながら、できる限りの範囲で高人の置かれた状態を把握しようとします。

変態動画を撮影される高人


いっぽう、突然目隠しされて車に乗せられた高人は、周りのガラの悪い男たちの発言から、自分がヤバい状況だと悟ります。

(これ、拉致だよな。こいつら誰だ)

複数の人相の悪い男たちは、悪い顔で高人を取り囲みます。

「これが本物の西條高人かい、おキレーな面じゃのお」

「生トータカ!写真写真」

「写真なんぞ撮らんでも、カメラ回しとるんじゃ」

高人はひとりの男のスマホから、牛頭原(ごずばら)組つまりヤクザがかかわっていると知って、がくがくと震え始めました。

「こんなの撮ってどうするんですか」

「裏で流させてもらう。ああ心配するな。アンタくらいの上玉ならこうして縛り上げてるだけでヌケる変態どもはいるもんだ」

抵抗しないようにか、刃物をチラつかせる男を相手に怯える高人。

「ただ裏でも人気者になるにはもう少し、サービス精神出してもらおうか」

1つ1つボタンを飛ばされ、シャツを引き裂かれる高人は…。

感想まとめ


今回は7ページと短めでした。わーんもうちょっと見たかった!

高人さんこのまんまの状態で(私が)年を越すのかと思うと、せめてチュン太が救出に行って合流したうえで、安心して2021年を迎えたかったです。

でもまあ仕方ないですね。

しかし高人さん大ピーンチな状態で、チュン太がこれを見た日には、ここにいるごずばら組おじさんたち、もう生きて帰れないのでは!?

そうでなくてもチュン太は今禁欲中です。美味しそうな高人を目の前にしてなお絶賛レス生活継続中で、フリスクをかみ砕くことで自らをコントロールするだけで精一杯なのです。

いろんな意味でため込んで、飢えた状態なのです。刺激されたらガチ切れして大爆発必死の一触即発状態。

高人姫のあられもない姿を他人に見られたと知れば、怒り心頭どころではないでしょう。

それにこんな映像を一般にバラ撒かれては、高人の今後の芸能人生が危ぶまれます。ネットにでも流出し拡散されたら一貫の終わり。

フーミンは、どうすれば芸能人に一番ダメージを与えることができるかよく分かっている上での指示なんですよね。

893だしやり方が汚いことには何とも思っていなさそうです。

チュン太が怒りに任せてやみくもに動かなかったのはさすがだなと思いました。こんな時でもちゃんと冷静に判断して偉い。やはり抱かれたい男1位は違います。

チュン太なら、一人で行くとか馬鹿なことはしないはず。そんなことしたら、相手の思うつぼですから。

とにかく大ピンチの高人さんが、これ以上ひどい目に遭ったり変な動画を撮られませんように。

次回は1/7発売のマガジンビーボーイ2月号です。

それではまた次回の感想でお会いしましょう。

追記)続きの感想を書きました。

抱かれたい男1位に脅されています8巻35話 ネタバレ感想

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