抱かれたい男1位に脅されています8巻9話の感想です。

高人を救出に来たチュン太は媚薬で興奮状態にいます。高人はそんなチュン太の相手をすると覚悟を決め、チュン太は壊れたように高人をめちゃくちゃに抱きました。

「強欲な自分が高人を壊してしまうのでは」と懸念するチュン太に、高人は「自分も同罪だ」と受け入れます。2人は初舞台を成功させる約束をしますが、高人は足を痛めたようで…。前回の復習はこちら。

抱かれたい男1位に脅されています8巻38話 ネタバレ感想

それでは以下「抱かれたい男1位に脅されています」の8巻9話の感想です。※ネタバレ注意です。

抱かれたい男1位に脅されています8巻 電子配信


抱かれたい男1位に脅されています8巻9話 感想 ネタバレあり


血の婚礼のストーリー


妻子持ちであるレオナルド(高人)の元恋人と、結婚する予定の花婿(チュン太)

しかし結婚式後、妻はかつての恋人レオナルドと共に逃げ去ってしまいます。

2人を追いかける花婿(チュン太)は、ついに追いつき、レオナルドと対峙することになり…。

東屋準太の旨味が戻っている。


チュン太と高人が演じる2人芝居「血の婚礼」の初日がやってきました。芸能関係者たちも、続々とやってきて座席に着きます。

上映が始まるや否や、白い布をかぶったチュン太が、フードで顔をかくし衣装を引きずりながら不気味に客席から登場します。

まさかの演出に驚いて息をのむ観客たち。

舞台にあがってきたチュン太に高人ががささやきます。

「ずいぶん辛そうだ。大丈夫かい?」

「誰だ。死か」

「名などどうでもいいさ」

「放っておいてくれ」

「ああこんなに渇いて。かわいそうに喉を満たしたいだろう。なあ、月よ」

しょっぱなから2人の演技に圧倒されている観客席で、卯坂さんは冷静に2人を見つめていました。

(東屋準太の旨味が戻っている。よくやった高人)

お前の渇きが水なんかで潤うものか


「さみしい。水が欲しい」

「お前の渇きが水なんかで潤うものか」

葡萄酒をすすめる高人。

「そんなもの、どこに?」

「見開いてごらん。どこまでも見渡せるお前なら、見つけられるはずだ」

ここで2人がようやくマントを派手に外して素顔で向かい合い、そこで初めて劇場に音楽が流れだしました。

見透かしたように笑う高人


花婿であるチュン太の結婚式前。母親に向かって、幸せそうな笑顔で結婚の喜びを告げるチュン太。

血の婚礼は2人舞台なので、他に演者はいません。母親役は骸骨に白い布をかけたもの、結婚相手も椅子に布をかけたもの、という表現です。

高人のほうは妻子持ちですが、妻にも子にも冷たく接するゲス男。妻に対してひどいあしらいを見せ、観客席も引いてしまっています。

「俺は死んだ父や兄が遺したこの土地を守り、受け継いだ血を守る」

自分に言い聞かせるようにつぶやくチュン太。しかし…。

「彼(高人)の存在が見透かしたように笑うようで、俺は酷く喉が渇く」

そんなチュン太を見てにやりと微笑む高人は、「お幸せに」と実にあっさりとその場を去っていくのでした。

俺にお前を頼らせてくれ


そして結婚式後。

「逃げた?あの娘が?あの男と?」

チュン太が守るものを否定して、逃げだすことができないチュン太を見下して、あっさりとチュン太の妻を誘惑しさらって消えた高人。

「お前だけ逃げようなんて許せるものか」

許せないチュン太は、馬で高人と妻を追いかけます。

いったん舞台裏にはけた高人は、左足の痛みで足を少し引きずっていました。うっすら気づいていたチュン太は声をかけます。

「左足どうかしましたか?」

「痛み止めで行けるかと思ったんだが、悪い。やっぱり言うべきだった」

2日前の拉致事件で左足を痛めていた高人は、しかしこの舞台を全力でやる気です。

「俺の勝手を聞いてくれ。この舞台、お前と本気でぶつかりたい。サポートが欲しい。俺にお前を頼らせてくれ」

「任せてください」

2人は、舞台の大詰めとなる花婿チュン太とレオナルド高人の殺し合いのシーンへと臨みます。

瞳に映るのはお互いの姿だけ


「お前の中に入れてくれ!渇いた私を激情のぬかるみに浸してくれ!お前はこの光からは逃げられない」

チュン太につかまった高人。2人は対峙し決闘が始まりました。スペインで修行したダンスを活かし、流れるようにナイフで打ち合う2人。

踏み込んだ時に左足に鈍い痛みが走ると、チュン太がごく自然に高人を支えます。知らずにいれば演出の一部だと見えたでしょう。

もう互いの瞳には互いしか映っていません。舞台の真ん中で、抱き合うように互いの背にナイフを突き刺した2人。

勝負は相打ちとなり花婿もレオナルドも倒れてゆくのでした。

僕もいつか、僕だけの世界をここで見つけたい


「葡萄酒はどうだった?極上だったろう?」

「まだ足りない」

「安心するといい。この地の渇きが心の渇望が、生と死が、またあの葡萄を孕み産む。その時まで光を研いで待っておいで」

月の背後から不気味に近づく死がささやき、舞台は暗転。圧巻の初日が幕を下ろしました。

客席に挨拶をする2人。観客は惜しみない拍手を送ります。その中には、高人を拉致したフーミンの部下たちもいました。彼らは高人の芝居に感激して涙目になっていますw

ナイト君も舞台を観ていました。

(この2人の世界に僕は憧れたんだ。僕もいつか、僕だけの世界をここで見つけたい!)

もっとしっかり僕たちが守っていかないとね。


音楽を提供してくれたアリス先輩も客席にいました。去り際、卯坂さんに「また安値で買われてやるよ」と約束も残していきます。

楽屋に戻ったチュン太は、高人の左足のケアをしていました。佐々木さんは、そんな2人をそっと見守り決意を新たにしました。

「もっとしっかり僕たちが守っていかないとね。大事な王子様達を」

高人は今になって、沼田さんがテレビ局を辞めることになったり、社長が牛頭原組との話をつけていたり、知らない間にほうぼうに手が回っていることを知ります。

「お前はなんか知ってるか?」

「その話はまた今度」

にっこりと高人に笑顔を向けて遮るチュン太。やはりチュン太があれからいろいろと秘密裏に動いていたようです。高人もうっすらそれには気づいていました。

「最高に昂まる舞台だった」

「あなたとだから」

「おまえとだから」

ほぼ同時に同じことを言ってしまった2人は幸せをかみしめてキスをします。チュン太はぐいぐいと本格的なキスになっていき、衝動が止められません。

高人さんハアハア、とか壊れたオモチャみたいに繰り返すチュン太がやばいですw

「公演中はおさわり禁止だ!この発情絶倫天使!!」

こうして2人舞台初日は大成功で終わったのでした。

感想まとめ


舞台裏と表舞台との俳優2人のギャップよ。高人の足の怪我という不安要素もなんのそのでしたね。

素直にチュン太を頼れる高人と、それをきっちりと受け止めたチュン太の熱い絆に、じんわりと感動しました。

最後の高人相手に楽屋でハアハアしてるチュン太を見たら、これぞ変態天使チュン太だよね、おかえりー!って思いましたw

それにしても今回は攻めましたね~こんなBL漫画他にあります?ほぼまるっと48ページすべて作品の中に出てくる「舞台」だけで話が進んでいくなんて。

長く愛される抱かいちだからこそできる挑戦だと思いました。かっこいい!観客席で一緒に舞台を観ているような緊張感があって、ドキドキしながら読みました。

舞台に立つ2人の俳優と、観客の呼吸がぴったりと合う感覚が読者も味わえるとは感無量です。ここまでのチュン太と高人の歴史があってこそなのだなと心に沁みました。

いろんな情勢のなかで、エンタメって難しい立ち位置でもありますが、こんなのを読んだら実際の舞台をまた見に行きたくなってしまいますね。

舞台と観客の一体感。緊張感と臨場感。息をのむような一瞬のために集中する役者と、それを支える観客たち。。。

舞台やミュージカルを気軽に劇場で見られる日が1日も早くやってくるように祈るばかりです。

アリス先輩もまた卯坂さんと仕事する気があるようだし、こっちのカップルほんと気になりすぎー!思わせぶりなアリス先輩、どうなるのどうなるのー??

そしてナイト君も自分の夢を見つけたみたいですね。

いろんな人の人生に影響を与えるような素晴らしい舞台をやり切った高人とチュン太がとても眩しいです。

次回は1回お休みです。単行本作業のためかな。というわけで次はおそらく8/7発売のマガジンビーボーイ9月号です。

それではまた次回の感想でお会いしましょう。

追記)続きの感想を書きました。

抱かれたい男1位に脅されています8巻40話 ネタバレ感想

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