ギヴン7巻柊mix12話のネタバレ感想です。コミックス7巻の感想になるのでネタバレにお気をつけください。

小さいころからガキ大将だった柊に1枚しかない金色の折り紙をもらって以来、ずっと柊に片思いしていたシズちゃん。長年心に秘めたまま柊のそばにいました。

そんな折、自分の気持ちに気づいた柊が深夜に思いを告げに行き、受けて立ったシズちゃんとついに結ばれます。前回の復習はこちら。

ギヴン7巻柊mix11話 ネタバレ感想

それでは以下キヅナツキ先生の「ギヴン」柊mix12話のネタバレ感想です。

ギヴン7巻 電子書籍


ギヴン7巻柊mix12話 感想 ネタバレあり


そばにいさせてくれ。死ぬまで。


やることをやったらすっかり疲れ果てて眠ってしまった柊。夜が明けると、シズちゃんが先に目を覚まします。

(昨日はねだったことを全部させてくれた。許された)

柊の呑気な寝顔を見つめながら「最高だ」と幸せをかみしめるシズちゃん。柊が目を覚ますと、シズちゃんは真顔で口を開きました。

「好きだ。そばにいさせてくれ。死ぬまで」

突然の激重な告白にびっくりしすぎる柊は、いつもの調子を取り戻します。

「シズはいちいち大げさなんだよ!告白の言葉がソレなの?もっと普通にこいよ!」

ぎゃんぎゃんと騒ぐ柊に、シズちゃんはしれっと続けるのでした。

「一番軽めに言ったつもりだ」

愛してるから。


バンドの練習中、立夏は柊とシズちゃんの微妙な変化にすぐに気づきます。

(こいつらなんかあった?)

柊のギターの音も歌い方も今までと微妙に変わったのです。

「柊さあ、最近なんか変化あった?」

「べ、べつになんもねーし!!」

慌てふためいて焦りまくる柊は、苦し紛れに立夏をスタジオから押し出し、強引にお昼ご飯の買い出しに追いやりました。

シズちゃんは、フォローを兼ねて、そんな立夏についていきます。

「やっぱいつも通り腹立つ!!あいつすぐ人のこと煽るし、そのくせ情緒ジェットコースターだし!あいつとバンド続けたら俺の情緒までおかしくなる!」

しずかに相槌をうつシズちゃんに、感情ジェットコースターの立夏は眉を顰めます。

「前から思ってたけど自我薄くね?なんで柊とバンドやってんの」

「愛してるから」

ふりきっているシズちゃんの強み


ド直球なシズちゃんの真顔と言葉に、立夏は思わず言葉を失ってしまいます。

「ちょっと待て、えっやっぱ付き合ってんのか」

「そうだ」

「はぁ!?2人きりのバンドで色恋はうちよりやばくねえか」

「そうか?」

「だってプロだぞお前ら。俺らとは違うだろ。それに余計なものが増えて音楽がブレたらとか考えないのか?」

あっさりと柊との交際を認め、騒ぐ立夏とは裏腹に、シズちゃんは落ち着き払っています。

「音楽は好きだ。かなり真剣にやってる自負がある。お前よりも」

普段は物静かなシズちゃんの言葉には重みがあります。

「俺は柊のとなりにいるために音楽をやってるし、それ以外は何もない。だから音楽にブレも迷いもない」

柊の音楽に殉じること。それ一辺倒になれることが、シズちゃんの長所であり、振り切れた魅力なのです。

「俺はお前みたいにはなれないけど、お前たちのその苦しみとは無縁で、それが俺の強みだ」

シズちゃんは自分の役割に徹するだけの我の薄い男だと思っていた立夏は、むしろ真逆だったと考えを改めました。

(こういうやつもいるんだな。極端だけど、でもその迷いのなさが羨ましい)

最近音楽がきこえてこない真冬


いっぽうお昼寝中の真冬は、昔の夢を見ていました。由紀と一緒だった楽しい中学時代。

由紀がバンドを組んでから、練習で会える時間が少なくなって、ずっと置いて行かれるような寂しい気持ちを募らせていたあの頃。

(待って。さみしいから置いていかないで)

真冬が由紀を引き留めようとしても、なぜか声が出ません。そこで真冬はようやくハッとして汗だくになって目が覚めるのでした。

夢だったことに安堵する真冬。時刻はもう夕方になろうとしていました。

(最近、音楽がきこえてこない)

立夏と出会ってからはずっと何をしていても、いつでも自分の中から音楽が鳴りやむなんてことはありませんでした。

(あれ?いつから歌ってないっけ?どうやって歌ってたっけ)

ギヴン柊mix12話感想まとめ


真冬がスランプに陥りかけているようですね。立夏が柊たちとのバンドの練習で忙しくなって、かつての由紀とのことを思い出して辛くなっているんですね。

いまだに夢で見るほどの寂しさを抱えて生きてきた真冬ですが、このまま歌えなくなったりしないか心配です。立夏、しっかり!フォローしてあげてね。

柊とシズちゃんに関しては、うまくまとまって感無量です。表情がくるくる変わる柊に対して、基本的には無表情を貫くシズちゃん。

シズちゃんが柊にいろいろヤることを許されて、長年の想いがようやく実を結んだことに心底ほっとしました。

それにしても声って、歌う本人の気持ちの変化によって歌い方やニュアンスが大きく変わってくる、とっても繊細な楽器なんだなと改めて感じます。

由紀の遺した曲も、きっと今の柊ならうまく歌いこなしてくれるんじゃないかな。立夏にも分かるくらいに変化して成長しているようだし。

柊&シズちゃんは一足先にプロになりますが、デビューしてからくっつくくっつかないでごたごたするよりも、今の時点ではっきり結ばれてよかったです。

シズちゃんのブレなさや迷いのなさは、全部柊の隣にいるためで、エネルギーをそこに全振りしてるんですね。

微動だにしない信念はふりきれていて、シズちゃんの生きる覚悟を感じます。

死ぬまでそばにいたい、という激重プロポーズも、シズちゃんなら本気で死ぬまでそばにいてくれそうで、柊はもう安心して歌っていられるのではないでしょうか。

しかもこれでも一番軽めの告白とか言ってるし。いつかシズちゃんの口から一番重めの告白を聞いてみたいような聞いてみたくないような。

「死ぬまで」以上のインパクトある告白って何かあります?wプロポーズでもなかなかそんなこと言わないのでは。シズちゃん、恐ろしい子。

「愛してるから」も、立夏に真顔で白昼堂々言っちゃえるんだもの。シズちゃん、なんて恐ろしい子。

次回は9/30発売のシェリプラス2021年11月号です。

それではまた「ギヴン」柊mix13話の感想でお会いしましょう。

追記)13話の感想を書きました。

ギヴン8巻柊mix13話 ネタバレ感想

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