囀る鳥は羽ばたかない46話の感想です。コミックス8巻の感想になるためネタバレにお気をつけください。

城戸を捕まえることに成功した百目鬼たちは、城戸を取り囲み尋問します。しかし城戸は何も知らない様子で、背後にいるのは綱川の元部下・奥山だと分かりました。

百目鬼が矢代を自宅まで送っていくと、そこへ井波が現れます。百目鬼は強引に矢代の身体を掴んで…。前回の復習はこちら。

囀る鳥は羽ばたかない8巻45話 ネタバレ感想

それでは以下、ヨネダコウ先生の「囀る鳥は羽ばたかない」46話の感想です。(※ネタバレ注意です)

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囀る鳥は羽ばたかない46話 感想 ネタバレあり


俺は別にここでしてもいいです。


「じゃあ構わないですよね。あいつじゃなくても」

井波のところへ行こうとする矢代を背後から捕まえ、強引に引き戻す百目鬼。矢代は思ってもみなかった百目鬼の行動に驚きます。

「どういうつもりだよ、離せ!意味わかんねぇ」

百目鬼は、動揺する矢代に対して沈黙のままエレベーターまで引き込み壁ドンします。

「何階ですか。俺は別にここでしてもいいです」

「俺は別にしたくねーんだが」

睨み合う2人。するとエレベーターに住人の女性が乗り込んできました。仕方なく、不自然にならないように「36階」と答える矢代。

女性の背後で百目鬼に壁ドンされた状態のまま、矢代はこの場で百目鬼とキスをしている姿を想像します。昨日の寸止めのせいで、欲求不満になっているのかもしれません。

(状況の割に案外冷静だな、俺も)

こんな状況でも想像している自分を冷静に分析しつつ、百目鬼には「あんまりじろじろ見るな」と釘を刺しました。

少しも変わらなくてイライラします。


36階に着き、ドア前まで来ても、矢代はうまく自宅の鍵が開けられません。動揺している証拠でしょう。やっと開いたと思ったら、百目鬼はさっそく「ベッドどこですか」と口を開きました。

部屋にまで来たらもう矢代も抵抗すらしません。おとなしくベッドへ移動します。

「脱がないんですか?」

「服とかどうでもいいわ。やりたきゃさっさとやれよ」

「俺では不足ですか?」

「俺にだって選ぶ権利くらいある」

「そうですか。誰でもいいのかと思ってました」

動じない上に嫌味まで言ってのける百目鬼に、矢代はペースを乱されます。急に押し倒され、言い返す言葉にもつまってしまいました。

「昨日はやれと言いました」

「やれるもんならやれって言ったんだ。売り言葉に買い言葉って知らねえ?」

「勝手ですね」

「俺は昔から勝手なんだよ。知ってるだろ」

「知ってます。少しも変わらなくてイライラします」

4年間で変わった百目鬼と、変わっていない矢代。百目鬼は黒いグローブを外して、脱がせた矢代の身体に触れました。

「早く済ませろ」

「済ませるのは俺じゃないですよ」

百目鬼に女の存在を感じる矢代


(前と違う。女か)

百目鬼のベッドでのやり方は、明らかに以前とは違っていました。女性を相手にしてきた男のやり方になったのです。

百目鬼に見知らぬ女性が抱かれている姿を想像した矢代は、百目鬼の口での愛撫であっさりとイってしまいました。

「溜まってたんですか?」

「お前こそずいぶんお盛んなことで」

「なんのことです?」

「女だ女。いるんだろ?」

「さすがによく気づきますね」

察しのいい矢代に、百目鬼はなにも否定はしません。

「終わったんなら帰れよ」

「まだこれからです」

首をつっこむなら代償が必要です。


後ろに指を入れられて声が抑えられない矢代に、百目鬼は「縛りましょうか。好きでしたよね」などと余裕で声をかけてきます。

これ以上はもういい、と矢代が止めると、百目鬼はあっさりと引き下がりました。ベッドにうつ伏せになった矢代の背中に手を伸ばしかけるも、布団をかけるだけです。

「帰ります。ウチと仕事してる間は俺で我慢してください」

「なに言ってんだ。入れてもねーくせに」

「井波に情報を渡す気だったんですよね。それとも一切の利害関係なくあの男に会ってるんですか?」

「そこはお前に関係ないだろ」

「そうですね」

ベッドから離れた百目鬼はグローブを手に取り、冷静な目を矢代に向けました。

「首をつっこむなら代償が必要です。あなたにとっては些細な話でしょうけど、ウチにとっては大ごとです。面倒ならはした金で引いてください」

最後までせずにあっさりと去っていった百目鬼を、残された矢代は頬づえをついて見送るしかありませんでした。

生意気を言うようになった百目鬼に、矢代は思わず笑みがこぼれ、独りごちました。

「笑える」

囀る鳥は羽ばたかない46話 感想まとめ


いいよいいよー!どんどん百目鬼主体になってきている感じがたまりません。かまってちゃんみたくなった矢代が動揺する姿も新鮮でかわいくて、これぞ新展開って感じがします。

井波に情報を渡す云々と言っていますが、百目鬼的にはシンプルに矢代を井波に渡したくなかったっていう気持ちもあったんじゃないかな。

相手はあの腹黒な井波じじいですからね。好きな人をみすみす渡すなんて嫌ですよね。

ところで矢代の暮らすマンションは超高級タワマンって感じでしょうが、途中で乗り込んできた女性も、男2人のただならぬ雰囲気に気づいていたことでしょう。

スルースキルの高そうな女性&エレベーター内が広くて良かった(違)

女性といえば、抱き方が変わったことでピンときていた矢代。百目鬼も4年の間に、情報収集のために女性を相手にすることもあったわけです。

少し触られただけで百目鬼の変化に気づくとか、やはり矢代はセックスに溺れた百戦錬磨な男です。

最後に矢代が笑っちゃったのは、綱川のところで修行してのし上がり、力をつけて生意気に成長した百目鬼を頼もしく思ったからじゃないかな。手ごたえを感じたというか。

矢代にも堂々たる態度で接する百目鬼は、4年かけて矢代と対等とまではいかずとも、いい感じに相手できる男になりました。

奥山の件が片付くまで、これからしばらくは矢代と百目鬼の逢瀬が叶うんですね。

予告にお名前がないので次回はお休みです。次は2022/1/30発売のイァハーツ3月号です。

それではまた「囀る鳥は羽ばたかない」47話の感想でお会いしましょう。

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