世界一初恋小野寺律の場合34話の感想です。コミックス17巻のネタバレを含む感想になるのでお気をつけください。

担当している武藤先生の結婚が決まったという報告を受けたりっちゃん。さらに新たに期待の新人作家を担当することになり今以上に忙しくなります。

高野さんは、告白するまでエッチなしの約束を守っていますが、高野さんを思い出してひとりでするりっちゃんは…。前回の復習はこちら。

世界一初恋17巻小野寺律の場合33話 ネタバレ感想

それでは以下、中村春菊先生の「世界一初恋」小野寺律の場合34話の感想です。※ネタバレ注意です。

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世界一初恋小野寺律の場合34話 感想 ネタバレあり


うっかり寝過ごしてしまったりっちゃん


出勤中の電車でうたた寝をしてしまい、一駅乗り過ごしたりっちゃん。慌てて次の駅で降りて戻ってきました。会社に着いたときすでにぐったりしています。

「そういうの終点で気づいて諦めて会社休むとかのほうが、いっそ清々しいよなーっていつも思う」

木佐さんは朝食のどら焼きを食べながら少しのんびりしていました。次の進行に関しては、奇跡的にみんないい感じに原稿が進んでいるようです。なんとあの吉野先生も!

羽鳥いわく「前回地獄を見たからさすがに今回は反省していて順調」とのこと。

喜ぶりっちゃんですが、とはいえ入社した時よりも確実に締め切りは早くなり、全体的に前倒しにしなければいけません。

(決められた時間で効率よく片付けろってことなんだろうけど、そもそもの量がキャパ超えた場合どうしろと?)

業務量全体はまったく変わっていないのに、残業には厳しくなっているのも、編集者が多忙を極めるゆえんなのでした。

新人作家からの鬼のようなメール


いま一番りっちゃんを悩ませているのは、担当することになった新人作家の藤白さんからのメール攻撃です。

ボリュームたっぷりのメールが連日、それも複数にわたって送られてきて、さすがにほかの作家と比較しても連絡の数が多すぎて困り果てていました。

やる気に満ち溢れている藤白さんは、漫画のシーンやアイデアを1つ1つとても細かく考えて送ってきているから、りっちゃんも精査して返事をしなければいけません。

(やる気を削いでしまうことになったら嫌だし、俺が頑張ればいいだけの話だろ!)

りっちゃんは自分の睡眠時間を削ってチェックする日々が続いていました。そのせいで、最近らしくないちょっとしたミスも増えています。

さすがにほかの仕事にまで影響が出ていると焦るりっちゃん。休憩中に少しだけ眠ろうとすると、高野さんに声をかけられました。

だけど新人作家ひとりちゃんと扱えていないとは、恰好悪くて情けなくて、高野さんには相談できません。そのもそも自分ができると思って担当を引き受けた仕事なのです。

「仕事終わったらメシ行くぞ」

高野さんは、なかなか話さないりっちゃんを食事に誘いました。

見かねた編集長高野さん


食事中も「やることが少し重なっただけだから大丈夫」などと言うりっちゃんに、高野さんは呆れます。

「あのさあ、俺編集長なんですけど」

高野さんは編集長として、ひとりの編集者の様子を案じているのです。そうまで言われて初めて、りっちゃんはついに正直に話すのでした。

高野さんは見せられたメールの文字量に驚いていました。

「たぶんめちゃくちゃ手が早いタイプなんだと思います。だから余裕ができてしまうんじゃないかと」

次回作の原稿も来週にはもう上がってくるようで、これが彼女のペース、さらにはデビューを控えてやる気に満ち溢れているところなのでしょう。

「提案してくる案もどれもおもしろいんです。それで結果的につきっきりになってほかの仕事が遅れることに…。すみません」

1シーンの提案書を見せてもらう高野さんは、さすがにキャパを超える分量だと指摘しました。

「まだ大丈夫です」

「それ本気で言ってる?新人のやる気もいいことだけど、ある程度絞ってこれだっていうのを送るように言え」

藤白さんは、ダメなことやできないことをはっきり言っても萎縮するタイプではありません。でもりっちゃんとしては、なんとか自分が頑張れば…と思ってしまうのでした。

俺のやり方を見て学べよ。


「自分で考えることも新人にとって勉強なんだよ。手取り足取りも度が過ぎれば彼女のためにならない」

「それは分かっているんですけど」

「自分の手に負えないって思ったら、さっさと俺に頼れよ。そんなに頼りにならない?」

「そんなことはないです」

高野さんに頼れば間違いなくすぐに解決することです。でもそれではだめだと思ったりっちゃん。少しでも仕事で高野さんに近づきたいのです。

「俺と張り合おうとか考えてんなら100年早い」

高野さんはそんなりっちゃんの考えもお見通しです。否定しかけるりっちゃんですが、否定しきれずしょぼくれてしまいました。

「どうやったら高野さんをその座から引きずるおろすってことが目標なだけで…」

「だったら俺のやり方を見て学べよ」

りっちゃんはごもっともな指摘を受けるのでした。

俺はお前が欲しいだけなのに。


藤白さんの相談事は、告白シーンについてでした。

「お前ならどうやって告白されたい?」

すごい羞恥プレイだと思うりっちゃんは慌ててしまい、とんでもないことを口走ってしまいました。

「高野さんはどうですか?」

とんでもなく間抜けな質問をしてしまうりっちゃんw目の前にいる人は自分からの告白を待っている人なのです。

(高野さんからの宿題を保留している状態で本人に答えを聞くとか)

ついでに答えを高野さん本人から聞けたらラッキーと思うりっちゃんの心など、高野さんは当然お見通しでした。

「そんなお前も全部好きなんだけど。だから早く俺に好きと言って。お願い。何か俺に不満でもあるのか?俺はお前が欲しいだけなのに」

高野さんの本音なのか、告白シチュエーションのヒントなのか、手を握られてドキドキと動揺してしまうりっちゃん。

「びっくりした?」

高野さんは知らぬ顔で、何事もなかったかのようにしれっとしているのでした。

成長してるのも見てるから大丈夫。


「とりあえず藤白さんには、今後と仕事の進め方について絶対に話しておけ。頼りっぱなしも野放しもダメだ。お前もほどほどを覚えろ」

「すみません。今はやった分だけいい作品ができているのを実感していて、それが嬉しくて、もっと頑張りたいって思っているのが正直なところで」

「だからそれが悪いって言ってるんじゃなくて、限度があるだろって言ってるんだよ」

「わかってます」

「そんな焦る必要ないだろ」

「そりゃ焦りますよ。目の前の目標に全然追いつけないんですから」

りっちゃんは高野さんのような天才ではないから、ただただ地道に愚直にひたすら頑張るしかありません。

「でも俺だって入社よりは成長している気がしないでもないわけなんですよ!」

「わかってる。ちゃんと必死に頑張ってるの知ってるし、成長してるのも見てるから大丈夫」

そっと手をつないでくる高野さんに、りっちゃんは振りほどいたりはしません。

「これも告白完了するまでアウト?」

「人がいないところなら」

手をつないで歩いているだけでドキドキして興奮してくるりっちゃんに「お前を抱くのを我慢しててえらいだろ」と高野さん。

先日電話した時にりっちゃんがひとりでしていたことも分かっていました。

なあ小野寺、一人でしてみろよ。


「全部お前がさっさと言わないのが悪い」

「悪かったですね!そもそもハードル上げてきたの、高野さんじゃないですか。人が一生懸命考えているのにせっつかないで下さい。我慢してるのは高野さんだけじゃないんですよ!」

「え?何?それ早く俺に抱かれたいってこと?」

「そうじゃなくて!俺だって頑張って考えてるんです。ちゃんと告白して、高野さんを降参させてやります!」

「小野寺、お前さ俺がどれだけ我慢してるのか、分かってねーだろ」

汗をかいてしまった高野さんは、帰宅後になんだかんだとりっちゃんをシャワーに引きずり込みます。

「なあ小野寺、一人でしてみろよ。抱かないからそのかわり見せて」

慌てふためくりっちゃんは「ずるいですよ」と訴えます。

「だったら俺もするから見る?」

あっさりとひとりで始めた高野さんから、りっちゃんは目を離せませんでした。我慢できなくなり、自分のを触り始めます。

キスをギリギリのところで我慢して、りっちゃんに自分のを一緒に触らせた高野さんは、りっちゃんをぎゅっと抱きしめ、2人で気持ちよくなるのでした。

明けて翌日。吉野先生が原稿を全ページ書き直すと連絡があります。全ページに渡ってキャラクターの服装が違うということに今朝気づいたようです。

「どうしたら余裕のある入稿をしていただけるんですか!?!?」

絶叫するりっちゃん。

完全に恋に堕ちるまであと8日です。

世界一初恋 小野寺律の場合34話 感想まとめ


あと8日!きっと連載ベースでは2.3年はひっぱると思いますが、とうとう一桁台の8日まできました。

武藤先生の結婚式で北海道に呼ばれているわけだから、きっとそこで告白になるかな。

だってエッチ禁止とか長くなりすぎたら高野さんが爆発してしまう。さすがにそれはかわいそうすぎます。

現状キスもダメだですからね。でも全裸で触るのはOKとか、ちょっとよくわからないルールw

りっちゃんが高野さんに仕事で追いつきたいと頑張る姿は、高野さんも読者にもすごく伝わってきます。

そういう姿勢は本当に素敵だけど、でも新人作家さんとのやりとりはある程度ほどほどを覚えないと、りっちゃんのほうがパンクしてしまいますよね。

新人さんのほうも、これでいいんだと思ってりっちゃんに鬼メールを送ってきているわけだから、そのあたりは話し合わないと今後が大変になります。

アイデアが豊富なのは作家としては素晴らしいことだと思うから、あとはある程度自分で絞って選んで決める力を身に着けていけたら、すごく伸びていくのではないでしょうか。

そんな感じで上手に育ててあげて、今後エメラルドの看板作家に成長していってくれたら頼もしいですよね。

しかし出勤電車で寝過ごし、私も何度か経験ありますが、気づいた時のあのサーっと血の気が引く感覚!思い出すだけでも嫌なものです。

次回は2022年4月末発売のエメラルド春の号です。

それではまた次回「世界一初恋」35話の感想でお会いしましょう。

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