純情ロマンチカ55話の感想です。雑誌エメラルド最新話で27巻のネタバレ感想なのでお気をつけください。

兄の孝弘にウサギさんとの真剣な交際を報告した美咲。孝弘は混乱し、思わずウサギさんを殴ってしまいます。その後美咲と会ったっ孝弘は美咲の想いを理解してくれました。

仕事を終え2人のもとに駆け付けたウサギさんも、孝弘に改めて「美咲と一生一緒にいたい」と告げるのでした。前回の復習はこちら。

純情ロマンチカ27巻54話 ネタバレ感想

それでは以下、中村春菊先生の「純情ロマンチカ」55話の感想です。ネタバレにご注意ください。

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純情ロマンチカ55話 感想 ネタバレあり


藤堂くんとの思い出を作りたい美咲


「すげー!本当に雪積もってる!」

「な!?俺の情報信じて正解だろ!?」

藤堂君との卒業旅行に山奥の秘湯宿にやってきた美咲は、見渡す限りの雪景色に感動していました。泉質が自慢の温泉宿に期待度が高まります。

旅行前、この旅館を予約しようとしたらすでに全室予約で抑えられており、その犯人はやはりウサギさんで怒り心頭だった美咲。

「これは俺と藤堂の卒業旅行なの!友達との思い出を作りたいわけ!人生で1回しかないの!これを逃したらもう2人で卒業旅行ってできないんだよ!」

「?別に卒業後も新たに入ることはできるだろ」

「そういう話はしてない!」

そもそもウサギさんは仕事が詰まっています。ウサギさんはそれでもあきらめず、環境を変えて執筆がしたいから俺も行くと美咲に提案しました。

「だがお前の旅行中、俺は一切お前たちとは接触しない」

これを条件に、しぶしぶ美咲は同じ旅館に来ることを許可しました。今からキャンセルだと旅館にも迷惑がかかるからです。

とはいえ、結局ウサギさんに、うまく丸め込まれた気がしないでもない美咲なのでした。

宿で定番の恋バナをする2人


さっそく2人で温泉に入ると、あまりの気持ちよさに溶け出しそうになる美咲たちwすると藤堂君が口を開きます。

「なー高橋、俺実はこないだ告られて。同じ剣道部の子なんだけど」

「付き合うの?」

「いや、それがどうしたもんかなって」

藤堂君は卒業後に警察学校に入寮することになっていて、それを知った後輩が思いきって告白したようです。

「性格も顔もいいし、でもその気もないのにOKしてもなあ」

「お前のそういう真面目なとこいいと思うけど…」

「高橋は?そういやお前とこういう話したこと、ほぼなかったなと思って」

「え…。えーと俺はそういうのはあんまり…」

嘘ではないけれど嘘をついたような罪悪感に、美咲は俯いてしまいました。

(藤堂にならウサギさんの事を話しても大丈夫かなって思うんだけど…)

初対面の時ですら藤堂君は、あのウサギさんのことをあっさり受け入れていました。

(ただやっぱり急にそんなこと聞かされても困るんじゃないかなって。兄ちゃん相手に言うのとはまた全然違うけど、精神的にこたえたのも事実だし)

美咲としては、藤堂君はとてもいい子だし、これからもずっと友達でいたいと思っています。せっかく楽しみにしてきた卒業旅行で気まずい雰囲気は避けたいと願うのでした。

水樹&セバス&宇佐見家大集合!


「高橋くん?」

「水樹さん!?」

美咲がお土産物コーナーを覗いていると、なぜか水樹に声をかけられて驚きます。しかも水樹はウサギ父と一緒!

どうやらウサギさんが予約部屋を埋めようと水樹に連絡をして、その際そばにいたのがウサギ父で、流れで一緒に温泉に来たようです。

(てゆーかちょっと待て待て!ウサギ父が来ることウサギさんは知らないよな!?やばくないかこれ??)

「高橋さま?」

さらにそこに現れたのはセバス、もとい田中さん。そして背後にはウサギ母の姿がありました。

(わあー!!ウサギさーん!!!)

田中さんを誘ったウサギさんは2部屋分を用意してくれていて、その時にちょうどウサギ母がそばにいたようです。

田中さんが温泉のことを話したらウサギ母が興味をもち、田中さんと2人ではるばる秘湯までやってきたのでした。

不幸の偶然により、宇佐見家が全員集合してしまったことに気づいた美咲は、絶対に関わり合いたくないと思うのですが、さっそくウサギ父に捕まってしまいました。

2人で決めたことだから頑、俺は頑張れるんです。


「前回尋ねた答えは出たかな?」

「え?」

「もし秋彦が宇佐見グループを率いる立場になったとしたら?って聞いたら、どんなことがあっても気持ちは揺るがない、そのために頑張るって言ってたけど。その根拠を説明できるようになったかと思って」

ウサギ母もそばにいてその会話が耳に入っていました。さらにウサギ父は畳みかけます。

「あの時高橋くんは、子供には子供の覚悟があるって言ってたけど、もう子供でいる時間も少なくなってきてるよね」

ウサギ父は美咲に会うたびに同じ質問を投げかけてくるのでした。

今までならそんなこと言われてもわかんねーよとビクビクおどおどしていた美咲。でも今は少し違います。

「後悔したくないからです」

ウサギさんの立場が今とは変わっても、美咲の気持ちは変わりません。そしてそれは美咲の独りよがりではなく、ウサギさんも同じ気持ちなのです。

「好きな人が同じ気持ちでいてくれる。2人で決めたことだから、俺は頑張れるんです」

まっすぐウサギ父の目を見てキッパリと言う美咲は、今は藤堂君を部屋に待たせていることもあり、その場から去ろうとしました。

あなたの言動が見苦しいのだけど。


が、そこへ今度はウサギさん登場!です。

(今くるか!?このタイミングで来るかー!?!?)

うろたえる美咲のことは気にせず、空気を読まずにウサギさんを食事に誘うウサギ父。

ウサギさんが冗談じゃない!と、また怒り出すのではないかとヒヤヒヤする美咲でしたが、ウサギさんはさっとクールに断っただけでした。

「おやおや…夏子見たかい?2人ともこれまでとは様子が違うよ。なんだろうね、余裕?決意?強さ??」

「どうでもいいけどあなたの言動が見苦しいのだけど」


「相変わらず手厳しいなあ…。息子とパートナーに興味ないのかい?」

「ないわ。でも何か覚悟でもしたのかしらね」

ギリギリ約束を守るウサギさん


美咲と2人になったウサギさんは、さきほどの両親へのクールな反応とは打って変わって、フラフラで顔色も激悪な状態でした。

原稿はなんとか上げて来て後はチェックのみ。ウサギさんは水樹は薫子さんと来ると予想していたようです。

「約束通りお前は卒業旅行を満喫しろ。じゃあな」

ウサギさんは寝不足でふらつきながら、自分の部屋に入っていきました。

(絶対約束を破ると思ってたのに、ちょっと意外というか…)

でも大学の友達と思い出を作りたいという美咲の気持ちをウサギさんが分かってくれたっぽいのは、素直にうれしい美咲なのでした。

高橋って大家さんとつき合ってんの?


部屋で豪華な夕食をとる美咲と藤堂君。2人とも地方の新鮮で美味しいごちそうに感動しています。

同じ旅館なので、ウサギさんやウサギ両親には今後廊下でばったり会うかもしれません。美咲は一応ことの流れを説明しました。

「別に俺なら平気。つか大家さんやっぱりおもしれーな」

「ウサギさんのことそう言ってくれるのお前くらいだよ」

「そうそう前から俺ちょい気になってたんだけどさ、高橋って大家さんとつき合ってんの?」

なんでもないことのように聞いてくる藤堂くん。動揺した美咲は思わずおかずの鉢を盛大に落としてしまいました。

「あーなんか悪い。聞き方悪かったかな」

部屋が一瞬シーンと静まり返ってしまいます。

「あーマジごめん!俺完全にやっちまった感すげーな」

「あっいや、こっちこそごめん。藤堂は全然悪くねーから。ただ何でそう思ったのかな…って」

「え?だってどう見てもそう見えるじゃん?」

「そうなの!?」

「高橋はともかく、大家さんの行動見てたら普通そう思うんじゃね?」

美咲のそばにいるとウサギさんの行動もよく見えるわけで、藤堂君にはバレバレなのでした。

俺、お前と友達になれてよかった。


「実はその通りなんだけど…黙っててごめん」

「なんで謝んの?俺はそうなのかなーと思って聞いただけ。で、お前がそうだよって言ったから、へーそうなんだって。それだけ」

「でもほら、男同士とかだとちょっとやっぱどうなのかなって思って……」

ずっと仲が良かった友達の目を見られず俯きがちな美咲に、藤堂君はムッとしてしまいました。

「俺は高橋のこと、すげーいい奴って思って友達になったわけ。つるんで楽しいと思ったから卒業旅行に一緒に行きたいって思ったんだよ」

藤堂君と美咲はマンガ「ザ☆漢」好きという共通点があって仲良くなりました。

「誰と付き合おうが高橋は高橋だし、そんなことで俺がお前にドン引きすると思われてたんなら、それ自体に俺が引くわ。俺を見くびんじゃねーぞ」

美咲の相手が誰であっても、友達には変わりありません。美咲を人として好きでいてくれる藤堂君に、美咲は嬉しい気持ちがこみ上げてきました。

「俺、お前と友達になれてよかった」

「なんだよ、今頃気づいたのかよ」

美咲自身がいつの間にか、男同士の恋愛に対して偏見を持ってしまっていたのかもしれません。

藤堂君と卒業旅行に来てよかったと、美咲は心から思うのでした。

俺、恵まれてるよね。


夜中、藤堂君が眠った後でウサギさんから「仕事完了」のラインが来ました。あきらかに誤字脱字があり、放っておけないヘロヘロ状態のようです。

美咲は恐る恐るウサギさんの部屋を探しに行く途中の廊下で、寝不足でふらつくウサギさんに出会いました。

大浴場へ行こうとするウサギさんを制して、部屋についている内風呂を進める美咲。ウサギさんの髪を洗ってあげながら、藤堂君に2人の関係を打ち明けたことなどを話しました。

「改めて思ったんだけどさ、俺恵まれてるよね」

美咲は藤堂君と話していて、自分の周りにいる人はいい人ばかりだと気づきました。

「それは美咲がいい奴だから、そういう人間が集まって来るんだよ」

そっと美咲にキスをするウサギさん。エスカレートしそうになり、美咲は慌ててウサギさんを制しますが、ウサギさんは止まりません。

結局お風呂で愛し合い、ウサギさんには甘々な美咲なのでした。

翌日、旅館のマイクロバスで湯めぐりを楽しむ美咲と藤堂くん。が、当然宿には宇佐見一族しかいないため、湯めぐりツアーも全員集合状態です。

この奇妙な一行にさっそく馴染んでいる藤堂君と真っ青な美咲を乗せて、マイクロバスは湯めぐりツアーへと出発するのでした。

純情ロマンチカ55話 感想まとめ


ちょ藤堂君コミュ力高すぎwウサギ父の木彫りの熊の話題にもちゃんとノッてあげて、なぜか気に入られてるとかw

剣道部の子からの告白に対しても、相手の顔と性格がいいからってその気もないのにOKはできないとか、恋愛に対して真面目で本当に真剣に考えているんですよね。

チャラチャラしてない、くったくのない明るくまっすぐな好青年って感じで、好感度爆上がりです。

美咲の恋愛についても特に偏見を持たずに普通通りに接してくれて、友達として当然のように受け入れてくれました。

これまでのウサギさんの態度から薄々2人の関係に気づいていたでしょうし、その時点で騒いだり問いつめたり噂したりしなっかっただけでも、藤堂君の株は爆上がりなんですけどね。

ひとりの人間として美咲のことを大事にしてくれる爽やかな藤堂君。卒業後は立派な警察官として、困っている人たちを守ってくれることでしょう。

でもって純情ロマンチカあるあるですが、思わぬタイミングで思わぬ場所で意外な人とバッタリ!が今回も大炸裂しました。

藤堂君と美咲の邪魔はしないとギリギリ約束は守っているウサギさんはともかく、セバス&水樹&ウサギ父母が集合するとは。

宿のマイクロバスという狭い空間に全員いるってだけですっごいシュールw

新鮮な雰囲気を作ってくれる藤堂くんがいてくれて逆に良かったです。

水樹だって、ウサギ父がたまたまそばにいたってだけで、本当は薫子さんと来たかったでしょう。あとで絶対薫子さんに怒られると思うけどw

私も温泉に行きたい気持ちMAXになってきました。嫌なことを全部忘れて温泉で溶けたいです。

次回は2022年4月末発売のエメラルド春の号です。

それではまた次回「純情ロマンチカ」56話の感想でお会いしましょう。

追記)56話の感想を書きました。

純情ロマンチカ28巻56話 ネタバレ感想

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