純情ロマンチカ56話の感想です。雑誌エメラルド最新話で28巻のネタバレ感想なのでお気をつけください。

予定していた藤堂くんとの卒業旅行に出発し、雪の温泉宿に心躍る美咲。ウサギさんは美咲とは接触しないという約束のもと、同じ宿にやってきます。

しかし美咲が楽しんでいたのも束の間、宿になんと水樹、ウサギ父、セバス、ウサギ母という宇佐見家が勢ぞろいしてしまいました。前回の復習はこちら。

純情ロマンチカ27巻55話 ネタバレ感想 中村春菊

それでは以下、中村春菊先生の「純情ロマンチカ」56話の感想です。ネタバレにご注意ください。

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雑誌エメラルドは残念ながらまだ電子配信されていません。紙で読むかコミックスを待ちましょう。

純情ロマンチカ56話 感想 ネタバレあり


すぐに解散になった宇佐見家ご一行様


藤堂君と温泉地を散策している美咲。秘湯をめぐる途中で、藤堂くんが「ザ☆漢」のロケ地になった場所を探し当てます。

「藤堂すげーよ!ネット検索しても誰もここ知ってる人いなかったのに!!」

「絶対モデルの場所あると思ったんだよな!合っててよかった。まさしくこれこそ聖地巡礼」

ウサギさんの陰謀によって宿泊宿の部屋を全部押さえられたりといろいろありましたが、気づいたらなぜか宇佐見一族の宿になっていた昨日。

翌日は全員で観光地へバス移動という地獄絵図だったのですが、その後は、ウサギ母とセバスチャンは別の観光地へ、さらに水樹とウサギ父は仕事で一緒に帰っていきました。

ウサギさんはまだ居座る気満々だったようですが、編集部から迎えがきてしまい、渋々東京へ戻ります。

どうやらウサギさん、映画の打ち合わせの予定をドタキャンして温泉に来てしまったようなのでした。

藤堂君、ほんといい奴です。


「お前、まわりがマジで面白い人ばっかだな!」

藤堂くんは相変わらずいつものままの、明るく気さくな態度を崩しませんでした。

昨日ウサギさんと交際していることを藤堂君に打ち明けた際、おどおどしている美咲を叱り飛ばしてくれるような頼もしい青年です。

(いい奴だよなあ。本当、友達になれてよかった)

ようやく宇佐見一家もいなくなり、美咲はなんだか荷が下りたようで、この後は心ゆくまで友達との思い出作りを楽しもうと気合を入れ直すのでした。

お風呂に入ったり、グルメを楽しんだり、お土産物屋さんではまさかの完売してしまったザ☆漢のご当地グッズを発見して、テンション爆上がりの2人。

宿に戻ってくると、はしゃいで疲れた藤堂君はこたつでウトウトし始めました。

と思ったらウサギ兄再登場☆お風呂でばったり!


藤堂君を寝かせておくと、美咲は宿の温泉へ向かいます。来たからには全ての温泉に入っておきたい。お風呂好きの美咲は美しい露天風呂に入ります。

先客がひとりいたため相手に会釈した美咲は、ふとその先客の顔を見て驚愕しました。

(ウサギ兄ー!?!?)

「お、お久しぶりです。えっつか何でここに?」

ウサギ兄はセバスチャンから「1泊だけ部屋が空くからどうだ」と声をかけられてやってきたのでした。

ちょうど仕事で海外から帰国したばかりで、ウサギ兄もまさかここに美咲がいるとは思っていなかったようです。

何を話せばいいのか分からない美咲は、一生懸命世間話をしようとしますが、ウサギ兄とはまったく会話が続きませんw

「秋彦は元気か?うまくいってるのか?」

「あーはい。おかげさまというか…」

「ところで君は、秋彦の婚約者の存在を知っているのか?」

突然の爆弾発言に、美咲は言葉を失います。

ウサギさんに婚約者!?


もちろん美咲は初耳です。ウサギ兄も、つい先日海外での仕事中に親族から聞いて初めて知ったようです。

「相手は宇佐見一族と関わりの深い家の令嬢だそうだ」

ご令嬢は今は海外で働いていて、近いうちに一時帰国する予定になっているそう。

「そんな話一度も聞いたことないんですけど」

「やはりな。宇佐見家の跡取りの婚約者だから、もし聞いていても自分は関係ないと秋彦は思っているんだろう」

「跡取りって…どう見てもウサギさんはそんな気まったくないと思いますが」

「知ってる。ただ父は未だに諦めてない。こんな話を父が知らないはずがない。なのに私が知らされていなかったということは、跡取りの婚約者は私に用意されたものではないということだ」

「まさか今どきそんなの…」

しかし美咲は思いだします。そういえば以前、ウサギ兄と薫子さんを結婚させようとしたこともありました。

私はいつでも君の味方だという事を忘れないでほしい。


「今どきそんなの」がまかり通ってしまうのが宇佐見家なのです。一般人の感覚では計り知れないということは、美咲もこれまで嫌と言うほど見てきました。

「そもそも春彦さんがいるのに」

「宇佐見家の血が一滴も入っていない私より、秋彦を当主として望む声は未だに大きい。長男とはいえしょせん私は血には勝てないということだ」

「ウサギさんより会社のために頑張ってるの春彦さんだし、宇佐見家に絶対必要な人ですよ!」

一生懸命な美咲の言葉に、ウサギ兄はふと笑みを見せました。

「とりあえず私も知ったばかりだから調べておこう。君にはいろいろ世話になった。だから私も君を助けたい」

ウサギ兄は先に温泉を出ていきつつ、美咲をまっすぐに見て口を開きました。

「私はいつでも君の味方だという事を忘れないでほしい」

お前はもう少し危機感を覚えろ


(ウサギさんに婚約者?仮にそんな話が真実だったとしてもウサギさんは断るだろうし。だから何も心配することはないと思う、たぶん)

美咲は、何かあればウサギさんは自分に話してくれるとは思いつつも、水樹や薫子さんはこの話を知っているのか、もしかして知らないのは自分だけだったのか、などと内心モヤモヤが晴れません。

旅行から帰ってからも、ウサギさんに聞こうかどうしようかと迷います。

ウサギさんは嫌なことは嫌と言いますが、自分が悪いと思ったらちゃんとそれに対してはきちんと対応する人です。

今回温泉からやけにあっさりと東京に戻ったのは、やはり自分のドタキャンが悪いと思ったからでした。

(こういう人だから、俺と付き合っているのに自分の婚約者がいる状況を放置する訳がない、よな…?)

ウサギさんに聞いてみたほうがいいのか、それともウサギ兄が調べてみると言ってくれたことだから、変に今自分が騒ぎ立てる必要はなないのか…迷う美咲。

「卒業旅行は楽しめたか?」

ウサギさんは美咲の学生生活最後の旅行を気にかけてくれていました。隠すのもおかしいと思った美咲は、ウサギ兄にお風呂で出会ったことを話します。

「無防備すぎる!お前のことが好きな奴に裸を見せてどうする」

「男同士だから問題ねーだろ」

「問題多すぎだ、もっと自覚しろ!お前はもう少し危機感を覚えろ」

メガネは外していたとはいえ、そんな場に一緒にいたということが面白くないウサギさんは、ぶつぶつと小言を言うのでした。

「隙あらばお前を狙っている奴がいる。漫画家先生にしてもそうだ。お前は少しでも好意を持った相手にはホイホイついていくからな。見ていてこっちが心配になる」

俺がウサギを好きだからなんだぞ!


その言い方にカチンときた美咲は反撃します。

「俺の事信用しろよ!ウサギさんの事好きになったのは、ウサギさんが俺を好きだからじゃねーんだからな!俺がウサギを好きだからなんだぞ!」

勢いよく言い放った美咲と、黙り込んでしまうウサギさん。

「なっなんだよ」

「いや、今ものすごく盛大な告白をされたと思って」

にやりと不敵に笑うウサギさんは、すかさず美咲にキスをしました。たった2日間離れていただけなのに、ウサギさんはもう美咲不足のようです。

「1日は86400秒ある。それの2倍分足りないということは一大事だ」

2日ぶりのウサギさんの匂いにクラクラする美咲は、そのままベッドへとなだれ込むのでした。

後ろから攻められて息絶え絶えの美咲は「後ろからだと顔見えないからちょっとこわい」

弱音をはく美咲を起き上がらせ、今度は向かい合って愛し合う2人。

(俺だって離れていた二日分、ウサギさんが足りなかったんだ)

バレンタインはラブラブ


丸川書店に入社するまでの間、短期のアルバイトを探している美咲。スーパーのバイト募集のチラシをチェックしながら買い物します。

そういえばもうすぐバレンタイン。ウサギさんは手作りチョコを欲しがっていました。一応準備のためのチョコを買って帰路につく美咲。

ところがキッチンのドアを開けた瞬間、殺戮現場のようなドロドロの状態にぎょっとします。

実は手作りチョコを美咲にも作ってあげようと、不器用なウサギさんが絶賛試作中なのでした。

自分がもらう予定のチョコを自分で毒味するという、なんとも意味不明な状況に陥る美咲。2人は今年のバレンタインもラブラブで過ごせそうです。

純情ロマンチカ56話 感想まとめ


ウサギ兄お久しぶりー!!もう出てこないかと思いきや、そんなわけないですよね。宇佐見家のお家騒動には欠かせないキーパーソンですから。

美咲の味方がいてくれるのは心強いですが、あのー…婚約者って…?

最近までウサギ兄にも伏せられていたのなら、ウサギさんも当然知らないと思うのですがどうでしょう。

知ってたらここまで美咲に黙っているかなあ。ウサギさんは美咲を不安にさせるようなことはしないと思うし、令嬢の存在も知らないに1票!

ウサギ父が勝手に決めているだけなんじゃないかな。お相手のご令嬢が帰国したら、またひと騒動ある感じなのでしょうか。

そのご令嬢、ウサギ兄の婚約者でいいんじゃない!?と思ったりもしますが、どうなることやら…。

ウサギ兄に美咲が言った「春彦さんは宇佐見家に必要な人」というセリフには、ちょっとぐっときました。

春彦さんのこれまでの頑張りを、美咲はきちんと感じとって労っています。宇佐見家の跡継ぎ問題がからむ以前に、これが美咲の本心なのでしょう。

ウサギ兄もそう言ってもらえて嬉しかったはずです。それに跡取りとして相応しいのは、どう見てもその気がまるでないウサギさんよりもウサギ兄のほうです。

それと地味にじわじわきたのが、ウサギさんが1日を秒単位で計算してるっていうとこ。らしいっちゃらしいけど、さすがに無理がありますw

相変わらず季節ガン無視で真冬の純情ロマンチカですが、やはり案の定読後は温泉に行きたくなりました。

ここだけの話、うっかり楽天トラベルで全国の温泉宿を見漁ってみたり。すぐに寒くなるだろうし今年はどこか秘境の温泉に行ってみたいものです。

次回は2022年12月末発売のエメラルド冬の号です。

それではまた次回「純情ロマンチカ」57話の感想でお会いしましょう。

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純情ロマンチカ ネタバレ感想





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