先日前野智昭×野島裕史という安心安全なお二人によるBLCDも発売されましたが、こちらの出来栄えもすばらしかったです。
コミックス片手に、何度萌えキュンしてニヤついたことか。そして何度のじ兄のエロ声をリピしたことか。やっぱりBL慣れしてる声優さんって堅さがなくてうまいなあと思いました。
前野さんはテンカウントの時も思いましたがSっ気のある攻めがはまっていたし、エロ多めの漫画に音がつくというのは破壊力抜群ですね。
もっと暴いて泣かせたい
【あらすじ】
「泣いてる太郎さんをもっと暴いて泣かせたい」セフレ関係になった治樹(はるき)と太郎(たろう)。小説執筆に没頭し、治樹を放置してしまった太郎は、焦って夜中に治樹を訪れる。
年下さわやかS×地味系ド淫乱M
1巻は欲求に忠実なエロエロでしたが、2巻はそのエロエロに甘々がくっついてエロ甘かわいいという前代未聞っぷりです。
年下で八百屋の息子の治樹(攻)とセフレ関係の、売れない小説家の太郎さん(受)
治樹のほうは太郎さんを好きですが、太郎さんはその気なし。自分の性の欲求を満たすために、治樹とのSM行為に溺れるように肉体関係を続けています。
治樹が駆け引きで勝利
治樹は父親との関係がよくないため自分の家を出て飲食店で働き始めます。ビジュアルも、髪を切った治樹の男前度があがりました。
今までは欲望を満たすだけだった太郎さんに「自分の事をちゃんと考えてほしい」とブレーキをかけます。セフレではなく恋人関係を望む治樹。
戸惑う太郎さんでしたが、少しずつ自分の治樹への気持に気づき、恋心を自覚し始めます。自分の過去の元カノの件なども治樹に話したりしながら、自分の気持ちを治樹に伝える太郎さん。
エロ甘ソフトSM
晴れて恋人同士になってからはSM行為もこれまで以上に甘々で、いっそうエロエロになっていきます。
尿道攻めにおもちゃなど、次々と太郎さんを暴こうとする治樹に、太郎さんもトロトロのぐずぐずにされていく。。。
道具を使ったりしますが愛があるうえに太、郎さんがとてもエロかわな表情なので安心のSMというかんじ。治樹の言葉攻めも腕を上げていてSっぷりもすばらしいです。日中の優しさと夜のSとの違いが、太郎さんとのH中はより際立ちますね。
一緒に暮らすようになってからの、太郎さんのお風呂でご奉仕が甘くてエロくて萌え転がりました。これは治樹もどっぷり太郎さんにはまっちゃいますね。
波乱の当て馬出現
恋人同士になって身も心も結ばれた2人でしたが、ラストで波乱を予感させる人が現れます。太郎さんの昔の男!
しかもなんだかただ者ではなさそうというか、腹黒そうな先輩です。ひー!せっかく優しく甘くなった治樹と太郎さんの邪魔をしないでと言いたいところですが、ここからが2人の絆が試されるのだと思うとワクワク。
この先輩がどうからんでくるのか、ひと揉めした後の最高のSMエロもまた期待できそうです。
SMですが痛い系のSMてはなくソフトSMで愛があるから、SMはちょっとねーという人でも大丈夫だと思います。
とにかくエロいしおもしろい。
読ませるストーリーに引き寄せられてしまう、良いSMエロスでした。まだ続いているので3巻が待ち遠しいです。
松本ミーコハウス先生のBLコミックス。
【参考までにレンタの使い方】