「ラストフライデイ」のネタバレ感想です。

絵津鼓(えつこ)先生2冊目のBLコミックスです。デビュー作が気に入ったので2冊目も楽しみにしていました。

初コミックの表紙もスタイリッシュでしたが今作のこの表紙も目をひきますね。ブラックの背景にネオンカラーがよく映えます。

ほんわかした絵柄がかわいくて、シンプルな線で読みやすいのは初コミックと変わらずホッとします。

ノーエロスですが明るくてほのぼのしていて最後まで楽しめました。

ラストフライデイ 絵津鼓 電子書籍



ラストフライデイ感想 ネタバレあり


おれにも好きな人できるかな


大学生の拓海(受)は実家の花屋の手伝いで行ったラウンジでボーイをしている欣也(攻)と出会います。

実は拓海これからできる予定の彼女のためにせっせとデート貯金に励む二十歳の童貞です。しかもドジっ子。

ドヤ顔で「デート貯金」や「デートプラン」について語ったり(しおりも作ってる)、パジャマのシャツはインするタイプだったり(お腹冷えるもんね)、いわゆるかわいいネタの宝庫な拓海。

家族に恵まれ、本人もピュアで一生懸命なだけにいっそう可愛らしくて萌えます。こんなの絶対いい子ですよね。堅実だし。

いっぽう夜のお店で働く欣也は一見チャラ男ですが、外見を含めて大人びて見えても実は高校生。

天然でどこかボケた言動の多い拓海に対して、年下の欣也はあきれたりバカにしたりせず優しく受けとめます。よくできた高校生だなあ。

性格も外見もぜんぜん違うタイプですが、何度か会ううちにだんだんと仲良くなっていく2人。

秘密や悩みを共有


しかし実は2人とも人には言えない悩みを抱えていました。仲良くなるにつれお互いの秘密を共有する拓海と欣也。

新密度も増していきますが時にはすれ違って喧嘩をしたり。でも素直な拓海はきちんとあやまれる子で、そんな拓海だからこそ欣也も心を開いていきます。

一緒に笑ったり泣いたり近付いたり離れたり。ささいなことで喧嘩したり仲直りしたり、そんな日々をくり返す中で2人はごく自然に惹かれあっていきます。

じわじわ近づく2人をじりじりしながら見守っていくお話ですが、友情が恋に変わっていく流れが丁寧で飽きませんでした。

もどかしいけどキュン


お互いに知らなかった部分を知って少しずつ分かり合ったり歩み寄ったりしながら心惹かれていく姿がまぶしくてもどかしくて、キュンキュンしました。

ただの他人だった人を友達として知ることから始まった拓海と欣也。やっとくっついてくれたと思ってもキスしただけで真っ赤になる拓海がかわいい!欣也はこれから大変そう。

家族バレもするんですが拓海の家族がまたすんなり受け入れちゃってて親公認なのがすごい。一家そろって天然なのか器が大きいのか、さすが拓海のご両親という感じでした。

明るくてかわいくて癒されるBL


総ページ数が200ページ超えのボリュームのある作品ですが、そしてエロもなしですが十分楽しめました。

少女漫画でも活躍できそうな作風だなと思っていたらすでに非BL作「モアザンワーズ」も発表されているんですね。

欣也のお姉さんが腐女子(お仲間w)だとか飼っているペットの名前だとか、あちこちにニヤリと笑えるしかけもあって明るい気持ちになれました。

ギャグ顔など崩した表情とかもかわいくてすごくツボ。次回のBLコミックも楽しみな作家さんのひとりです。

ほんわかしたい人、かわいいお話が好きな人、どエロいのはちょっとお休みしたい人、重くて暗いシリアスに疲れた人などにおススメです。

絵津鼓先生のBLコミックス




続 IN THE APARTMENT

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JOY 分冊版 1巻

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