囀る鳥は羽ばたかない19話ネタバレ感想です。

七原の死亡フラグが折れないままに、矢代と七原の出会いが回想シーンで掘り下げられた18話に続いての19話になります。

19話は矢代と電話中に2人組に連れ去られ、その場(竜崎の居場所のすぐ近く)にかけつけた矢代達というところからスタートです。

扉絵は背中合わせの矢代と百目鬼ことメッキー(ミッキーみたいに言うな)です。あ、一応先に言っておくと19話は百目鬼と矢代の恋愛方面は進展なしです。

百目鬼が持ち出した影山のコンタクトケースがどうなるかなど大変気になりますが、今は七原救出に向けてそれどころじゃないですしね。前回18話の感想はこちら。

囀る鳥は羽ばたかない4巻18話 ネタバレ感想 良い七原×矢代でした(違)

しつこいようですが4巻に収録される19話のネタバレ感想になりますので、4巻発売までネタバレは見たくないという人はどうぞお気を付け下さい。また4巻発売後に遊びに来ていただけると嬉しいです。

囀る鳥は羽ばたかない4巻 電子書籍


囀る鳥は羽ばたかない4巻の電子配信は11/1~です。


囀る鳥は羽ばたかない19話 感想 ネタバレあり


久しぶりの対面の竜崎&矢代


竜崎と久しぶりの対面をする矢代。竜崎の潜伏先に行き相変わらず人を食ったような余裕の表情で、竜崎を「負け犬」呼ばわりするなど軽口をたたきます。

胸倉をつかまれようが威嚇されようが、竜崎に対してまったく変わらぬひょうひょうとした態度の矢代は、七原の行方、そして平田について竜崎に問いかけます。

七原を連れ去った2人組は、平田が個人的に雇った者たちで組の直属の人間ではなく、さらに竜崎は殺し屋に矢代を狙わせたとき急所を外すように告げていました。

殺し屋に対して、もし矢代を殺したら俺がおまえを殺す、とまで脅していた竜崎。

平田にけしかけられようとも追い込まれようとも、たとえ自分の身の安全が保障されなくなろうとも、竜崎は矢代を殺すことはできなかった。

不器用で哀れな男。だが愛しい


竜崎はもうずっと長い間、矢代が組に出入りするようになった黄金時代から、矢代を知りその姿を見つめ続け、その奇妙なカリスマ性に並々ならぬ感情をもっていました。

恋だとか愛だとか、そんな名前をつけるのも難しいような複雑な感情は、畏怖にも近いものがあったのではないでしょうか。言葉にならないその鬱屈した感情は、いつしか愛憎となり竜崎を縛りつけていたのかもしれません。

前にも後ろにも進めず、ただただ遠く離れた矢代を見つめるしかできなかった竜崎。竜崎はその性格上、矢代に対する感情を自分自身も認めたくなかったはず。なのに狂おしくも惹かれている自分がいる。

決して自分の手には入らないことが分かっているのに。敵わないことが分かっているのに。不器用で哀れな男です。

竜崎のその人間臭さは「囀る」キャラの中でもピカいちで、だからこそ憎みきれずに愛しい。バカな子ほどかわいいっていう心境に近いのかもしれません。

これぞ惚れた弱みで悪役に徹することができない甘さを持つ竜崎ですが、その長年にわたる複雑な心境を思えば切なくもあり、私たち読者が彼を憎みきれないところでもあります。

不器用で哀れな男。だが愛しい

お前と俺とどっちが長生きするだろうな


そんな竜崎の心境を知ってか知らずか、どっちが長生きするだろうななどと不吉なことを告げて竜崎のもとを去る矢代。

矢代は、竜崎を適当に転がしつつ締めるところは締めて、ワンワン吠えても放置して様子見するという平静な態度をここまで貫いてきました。

矢代からしても、竜崎は気にくわないところもあるがそこまでやりにくい相手ではなかったのではないでしょうか。一連の事件で、そうもいっていられなくなりましたが…。

「どっちが長生き」発言によって、竜崎にもまた死亡フラグが立ったように見えます。矢代は一度死にかけたし「次は守ります」と言う百目鬼もいるので、最悪のパターンは逃れられるかと思いますが竜崎はどうでしょう。

生き延びてやる、という強い意志はあるようなのでぜひしぶとく生き残ってもらいたいです。敵わぬ思いに身を焦がしながら、矢代の今後を「ケッ」とか思いながら見つめていてほしい。それが竜崎にとっては最大の罰にもなると思います。

任侠もので緊迫した状況ゆえにいつ誰が死んでもおかしくはないのですが、そんな中で杉本が天使のように見えるのは私だけでしょうか。

杉本といえばラッキースケベ要員なので、ちょっとした癒しになってます。話がそれましたが、今はまずは七原ですね。

利用すべく生かされている七原


七原はまだ利用価値があるので生かされている状態です。確かに人質というものは生きていないと価値がない。交渉に使うにも死んでしまっては使えない。

しかし、捕らわれの身なのは変わりないので七原のピンチは続いています。すべての諸悪の根源である平田は、どうやら三角さんをも裏切ろうとしているようで用意周到に準備を整えています。

竜崎に作らせた金を流して、道心会から三和会へ移ろうという平田の算段の背景には、自分を選ばずに矢代を選んだ三角さんへの復讐という意味合いもあるのでしょう。

三角さんが、自分よりも若造の矢代を選んだことに納得ができないという、平田の気持ちも分からなくはありません。

しかし、こんな卑劣な方法でしか自分を表現できない平田は、残念ながらその器そのものに疑問が残るとしか言えません。

百目鬼は2人組の行方を追う刑事から情報を得たりしつつ、矢代と一緒に2人組を追ううちに、その2人組とすれ違いカーチェイスになります。

百目鬼たちを撒こうとする2人組ですが、さてどうなるか。というところで、19話は終了。2016年1月30日発売の20話に続きます。

19話の感想まとめ


このところ、前回が特に七原と矢代の昔話という死亡フラグが一気に天高く伸びたような感じだったのでハラハラしっぱなしでした。

昔のことが回想シーンで出ちゃうと、一瞬ひやっとしますね。そういう意味では19話で七原が生きていて、ちょっとほっとしました。

が、利用するために行かされるというのは、七原にとってはつらいことになりそうです。自分が矢代の足かせになってしまうなんて、七原にとっては何よりも嫌なことでしょうからね。

三角さんは、平田の一連の策略を知った時にどう動くのかも気になります。三角さんは三角さんで、矢代襲撃事件からいろいろと調べているでしょうから、どこかのタイミングで出てくることになると思うのですが…。

平田がしていることは、それこそ任侠の世界で重んじられる「仁義」に反する裏切り行為だから、ここまでの画策は平田にとってもかなりの博打のような気がします。

また2か月が長いです。私の感想も長く、いつもスッキリ書きたいと思うのですが、ついついダラダラと熱く語ってしまいます。言いかえればそうさせる魅力がこの作品にはあるということですね。

キャラがしっかりしていて展開も骨太だから、BがLするというラブい展開がまったくなくてもグイグイとページをめくってしまいます。

七原救出に一段落着いたら、コンタクトケースのことも含めて矢代とメッキーにまた何かラブい展開がありますように。

メッキーのメッキーがメッキーしてメッキメキになる日も、そう遠くありませんように。(何言ってんだ)長文を読んでくださってありがとうございました。

ではまた次回、20話の感想でお会いしましょう。

囀る鳥は羽ばたかない4巻20話ネタバレ感想

ところでヨネダコウ先生がツイッターで、アンケート機能を使っておもしろい企画をされていました。なんとコレ、4巻の描き下ろしにしたいとおっしゃっています。やったね!




三角さんと矢代の愛人時代の蜜月、楽しみすぎます。ついでに先生のお遊びも。某おそ松さんのパロです。






ダメだ。本編のシリアス展開を読んでからコレを見ると、メッキーが違ったふうに見えてきて困る(笑)ヨネダ先生もおそ松さん見ておられるんですね。先生のこういうノリ大好きです。



ヨネダコウ先生のBLコミックス


どれもハズレなしです。

NightS

NightS

NightS





ヨネダコウ先生のBL作品一覧

ヨネダコウ先生の漫画はその他各電子書籍サイトでも発売されています。ご利用の状況に応じてチェックです。


関連記事